dカードゴールドは携帯キャリア最大手の一角であるドコモが発行するゴールドカードです。
このカードを持っているとドコモの携帯料金が10%還元されるといった、非常にお得な特典が利用できますのでドコモユーザーなら是非持っておきたいクレジットカードです。
さらにdカードゴールドには旅行保険など、通常のdカードには無い手厚い補償も付帯しており、海外旅行の際にも利用できる性能を備えています。
今回はdカードゴールドに付帯している良質な保険について詳しく解説していきたいと思います。
目次
dカードゴールドの海外旅行傷害保険
dカードゴールドと言えばドコモの利用がより便利になるサービスが主に揃っている印象ですが、ドコモで利用する以外にも非常に役立つ会員特典が付帯しています。
その最たるものが海外旅行傷害保険です。dカードゴールドに付帯している保険は、メインとして使っていけるほどの充実した補償内容となっています。
dカードゴールドの海外旅行傷害保険の内容は以下のとおりです。
本人会員/家族会員 | 本人会員の家族 | |
---|---|---|
傷害死亡 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
傷害後遺障がい | 最高5,000万円 | 40万円~1,000万円 |
傷害・疾病治療費用 (一事故/一疾病の限度額) |
最高300万円 | 最高50万円 |
賠償責任 (一事故の限度額) |
最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
携行品損害 (年間限度額) |
50万円(一事故あたりの自己負担額3,000円) | 15万円(一事故あたりの自己負担額3,000円) |
救援者費用 (年間限度額) |
最高500万円 | 最高50万円 |
海外航空便遅延費用特約 | 乗継遅延による宿泊・食事費用 2万円手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用 1万円手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用 2万円出航遅延・欠航による食事費用 1万円8-3 |
dカードゴールドに付帯する海外旅行保険が持つメリットとは?
dカードゴールドは数あるゴールドカードの中でも高い人気を誇っています。
こちらのカードに付帯している海外旅行保険の充実ぶりが、その理由の1つとなっているのですがここではdカードゴールドに付帯する旅行保険のメリットについてさらに詳しく解説していきたいと思います。
自動付帯なのでカードを持っているだけで保険を適用できる!
dカードゴールドにおける最大のメリットの1つとなっているのが、海外旅行傷害保険が自動付帯であることです。自動付帯はカードを持っているだけで補償を受けることができますので、海外旅行に持っていくには最適の補償形態となっています。
クレジットカードの旅行保険には自動付帯と利用付帯があるのですが、利用付帯の場合は旅行代金や交通費をカードで支払っていない場合は補償が適用されません。
dカードゴールドの場合は自動付帯なので、万が一のことが起こったときに補償が使えないという事態を避けることができるというわけですね。
本会員以外にも適用できる家族特約が付いている!
dカードゴールドの海外旅行保険では家族特約が付いています。家族特約があるとカード会員だけでなくその家族にも補償が適用されるのです。
家族カードを作っていなくてもカード会社による条件を満たしていれば補償が効きます。
dカードゴールドの家族特約が適用されるには、カード会員と生計を共にしているほか以下の条件が必要となります。
- 会員の配偶者であること
- 19歳未満の同居している親族であること
- 19歳未満で別居の未婚のお子様であること
これらの条件があることにより保護者がdカードゴールドの会員であれば、小さなお子様も補償の対象とすることができます。
他社クレジットカードでは家族特約が付いていないことも珍しくありません。dカードゴールドがあれば小さなお子様を連れての旅行でも安心ですね。
病気やケガした際に必要となる補償が充実している!
海外旅行保険では適用できる補償金額の高さの重要なポイントです。dカードゴールドが人気となっているのは病気やケガをした際に適用される補償金額が充実しているためでもあります。
海外では日本国内よりも病院での治療費が高く、軽い手術や入院をしただけでも300万円~400万円かかるのが当たり前です。
よって海外旅行では病気やケガをした際に適用となる、傷害疾病治療の補償額が非常に重要となります。
dカードゴールドではそれぞれ300万円となっており、50万円~200万円となっていることも珍しくない他社カードと比較すると非常に充実した補償金額であると言えるでしょう。
dカードゴールドの海外旅行傷害保険で注意しておくべきポイント
このようにdカードゴールドの海外旅行傷害保険はかなり充実した内容となっており、海外へ持っていくクレジットカードとして真っ先におすすめと言えるほどの高いスペックを備えています。
ただしいかに充実していると言っても、dカードゴールドの補償にはいくつかの注意すべき点もあります。
海外旅行傷害保険の対象外となるケースも存在する
dカードゴールドは充実した補償となっていますが、補償の適用外となるケースもあります。
たとえば死亡後遺障害補償が適用されるのはケガが原因となった場合なので、仮に病気が原因となって場合には補償が適用されないのです。
また疾病治療補償の場合も歯科疾病や妊娠などのケースでは保険の対象外となりますので注意しましょう。
状況によっては補償でカバーしきれない場合も……!?
dカードゴールドのメリットとして傷害疾病補償や、救援者費用補償が充実していることが挙げられますが、それらの補償だけで全てをカバーできるとは限りません。
海外での病気やケガによる治療は大抵高額な金額を請求されますので、もしかするとdカードゴールドの補償だけでは足りないかもしれない可能性も充分考えられます。
対策としては他にも海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードを所持して、補償金額を合算させて増やす方法が挙げられます。
たとえば年会費無料で発行できるエポスカードでは、傷害補償が200万円で疾病補償が270万円となっています。
こちらのカードをdカードゴールドと一緒に持っていれば、
- 傷害補償→300万円+200万円=500万円
- 疾病補償→300万円+270万円=570万円
という具合に補償金額アップさせることができますので、海外旅行傷害保険が付帯した複数のカードを発行しておくという手も有効であると言えます。
dカードゴールドの旅行保険でもしもの時に備えておこう!
dカードゴールドには充実した海外旅行傷害保険が付帯しており、他にも空港ラウンジが利用できるといった旅行に最適なサービスが付帯しています。
日常でメインカードとして利用できるdカードゴールドですが、海外旅行でもそのままメインとして利用できるクレジットカードであると言えるでしょう。
万が一のときになっても焦らないで済むように、旅行の際にはdカードゴールドのような保険が充実したカードをしっかりと準備しておきたいものですね。