セディナカードとは三井住友フィナンシャルグループから発行されているクレジットカードです。
セブンイレブンなど日常でよく利用される店舗でお得になるといった、消費者に嬉しいメリットが揃っているため家計を預かる方におすすめのクレジットカードです。
また海外キャッシングがとてもお得であるなど、高いコストパフォーマンスを発揮することでも有名です。
今回は年会費以上のコスパが期待できるセディナカードの特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。
セディナカードの特徴!
セディナカード | |||
年会費 | 無料 | 電子マネー | iD/QUICPay/Apple Pay |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5% | 海外旅行保険 | – |
発行スピード | 最短5日 | 国内旅行保険 | – |
ブランド | VISA/MasterCard/JCB | 締め日 | 毎月末日 |
限度額 | 1万円~200万円 | 支払日 | 翌月27日 |
申し込み条件 | 高校生を除く18以上の方 電話確認が可能な方 |
ETC | 無料 |
入会キャンペーンについて
セディナカードでは入会後3ヶ月間有効のファーストチャンスポイントという特典が付いています。
こちらはご入会から3ヶ月間はわくわくポイントの還元率が3倍となります。どのサービスでの支払いでもセディナカードを使用するだけで、ポイント3倍となるためカードを利用することでどんどんポイントが貯まっていきます!
web申し込みキャンペーンで大量ポイント獲得!
またセディナカードではweb申し込み限定の入会キャンペーンを行っている場合もあります。
基本的なキャンペーン内容は期間中にwebからの申し込みをすることで、最大6,000円相当のポイントを獲得できるというものです。
注意点としてこちらのキャンペーンは必ずエントリーが必要です。自動的に6,000ポイントが加算されるわけではないので気をつけましょう。
年会費はいくら?
セディナのクレジットカードは多数発行されていますが、年会費は他社のカードに比べて安いと言えるでしょう。
最もスタンダードなカードとなるセディナカードの年会費は無料となっています。
年会費の心配がありませんのでクレジットカードを作ったことの無い方や、20代前半の若い方でも気軽に発行できておすすめです。
また海外旅行やキャッシング利用を視野に入れている方も、年会費無料で発行できるセディナカードを作っておくという手もあります。
ETCカードは発行できる?
セディナカードはETCカードの発行が可能で年会費も無料!今どきのクレジットカードではETCカードを年会費無料で利用できるところは、どんどん少なくなっていますので無料のETCカードを探している方にもおすすめと言えます。
ただしこちらでは年会費が無料となっている代わりに、新規発行手数料として1,000円+消費税が必要となります。
家族カードは発行できる?
セディナカードの家族カードはETCカードと同じく年会費無料で発行できます。
家族カードは保険をはじめとした本会員カードに付帯しているサービスも利用することができます。家族分のセディナカードを作っておくのも良いでしょう。
旅行保険は付帯している?
セディナカードには残念ながら旅行保険が付帯していません。年会費無料のクレジットカードには海外で適用できる旅行保険が付いていないことがほとんどです。
とはいえ一部のクレジットカードではエポスカードのように、年会費無料でも海外旅行保険が付帯しているケースも存在します。
別途で海外旅行保険が付帯しているクレジットカードが必要
実はクレジットカードの旅行保険の補償額は合算することが可能です。全く別のカード会社から発行したカードであっても、補償額を合算させることで万が一の負担を減らすことができます。
セディナカードのように旅行保険が付帯していないクレジットカードの場合は、これらのような旅行保険が付帯しているカードを発行して、旅行中のトラブルに備えるようにしましょう。
セディナカードで利用できるサービス一覧
セディナカードは年会費無料となっているほかにも、ポイント3倍などのお得な会員限定サービスが付帯しています。
中でも評判なのがセディナポイントモールでのお買い物で、ポイントが最大21倍になる特典です。アマゾンや楽天市場などの大手通販サイトをよりお得に利用できることで好評価を得ています。
またセディナカードはポイントがアップするなど海外利用でもメリットとなる特典が揃っています。
年会費永年無料 | ETC・家族カード含めカード発行後年会費は一切発生しません |
---|---|
ポイントアップ | ETCカード利用あるいは海外での利用でポイント還元率アップ |
ポイント3倍 | 全国のセブンイレブン又はイトーヨーカドーでポイント3倍 |
ショッピング保険 | 購入から180日間/年50万円までの補償。1件につき自己負担3,000円 |
カード紛失盗難保険 | 届け日から60日前までさかのぼって全額または一部損害を補償 |
電子マネー | セディナiD/QUICPay/Apple Payが利用できます。 |
ATM手数料無料 | 三井住友銀行のSMBCポイントパックで条件を満たすとATM手数料が無料。また海外ATM利用でも手数料が無料になります。 |
セディナポイントモール | セディナポイントモールを経由してのお買い物で、ポイント還元率が最大21倍にアップ |
海外キャッシング | 世界各国の海外ATMから現地通貨の引き出しが可能 |
セディナカードの審査難易度は?
セディナカードを発行するにはカード会社の審査を通過する必要があります。
発行元となる株式会社セディナはもとはOMCカード/セントラルファイナンス/クオークの3社が合併して設立された会社です。
これらの会社はいわゆる信販系に分類されていましたので、審査難易度としては流通系よりもやや高いと予想されます。
専業主婦やアルバイトの方も申し込みできる!
とはいえセディナカードの発行が非常に難しいという評判は特にありません。
セディナの入会資格に関しては以下のようになっています。
- 高校生を除く18歳以上の方
- 電話連絡による確認が可能な方
- 学生/専業主婦/パート/アルバイト/派遣社員の方も申し込みOK!
これらの条件を満たしている方であれば誰でもセディナカードに申し込みすることができます。
確かにセディナは元信販系の会社が合併してできた会社ですが、セディナカード自体はいわゆる流通系に分類されるクレジットカードですので、一般的な銀行系カードや信販系のカードよりも審査難易度は低いと言えるでしょう。
セディナカードで選べる3つの国際ブランド!
セディナカードの国際ブランドは以下の3つから選択することができます。
- VISA
- MasterCard
- JCB
セディナカードは基本的に1つの国際ブランドしか選ぶことができませんが、セディナのお問い合わせデスクで申請することによって国際ブランドの変更を行うことができます。
ただしカード番号も変更となりますのでその点に関して留意しておく必要があります。
MasterCardなら海外キャッシングがよりお得に!
3つの中から国際ブランドを選べるとなると、どれを選べば良いのかわからないという方もやはりいますよね。
日本国内での利用であればどれを選んでも問題なく利用できます。ただ海外のサイトや旅行での利用も視野に入れているのであれば、VISAかMasterCardがおすすめと言えるでしょう。
特に海外キャッシングをする場合はMasterCardだと基準レートが良いとされています。
両替でもコストを抑えることができるので、よりお得にセディナカードで外資調達がしたい方にもMasterCardはおすすめとなっています。
チャージ不要のポストペイ型電子マネーが充実
セディナカードで利用できる電子マネーは以下の3つになります。
- セディナiD
- セディナQUICPay
- Apple Pay
これらの3つの電子マネーで共通するのは、事前にチャージしなくてもお買い物できるという点ですね。
iDとQUICPayはともにポストペイ型と呼ばれる、後でまとめて支払いを行うタイプの電子マネーです。
またApple Payもクレジットカードと紐付けして利用できます。これら3つの電子マネーは事前にチャージしておく必要がないため、残高を気にせず支払いできるというメリットがあります。
電子マネーでの支払いもスッキリまとめておきたいという方におすすめと言えますね。
セディナカードにはポイントアップ特典が充実!
セディナカードで設定されているポイント還元率は基本0.5%となっています。
クレジットカードの一般的な還元率としては平凡なレベルです。同じ年会費無料のカードでは還元率1.0%のカードも少なくありません。
ただしセディナカードにおいては0.5%の還元率というのは、あくまで基本的な数値であってポイントをより効率よく貯める方法も用意されています。
全奥のセブンイレブンとイトーヨーカドーでポイントがどんどん貯まる
セディナカードのポイントプログラムでは全国のセブンイレブンまたは、イトーヨーカドーでのお買い物でわくわくポイントが常に3倍となる特典が付いています。
またセブンイレブンではクレジットカードの支払いのほかに、QUICPayでの支払いでもポイント3倍の特典が適用されます。
ETCカードの利用でポイントが1.5倍に!
セディナカードではETCカードまたは、海外でのショッピング/通販サイトの利用でポイント還元率が1.5倍アップするという特徴があります。
特典が適用された場合ポイント還元率はそれぞれ、0.5%から0.75%にアップしますので有料道路の利用や海外旅行時の利用におすすめです。
セディナポイントモールで最大21倍のポイントアップ!
セディナカードでは会員向けオンラインサービス・セディナポイントモールを経由することでポイントアップを狙うこともできます。
こちらのセディナポイントモールを経由してのショップ利用で、ポイント還元率を最大21倍にもアップさせることができます。
ポイントアップできるネットショップは以下のようになります。
オンラインショップ | ポイント特典 | 還元率 |
---|---|---|
Amazon | 2倍(+1倍) | 1.5% |
楽天市場 | 2倍(+1倍) | 1.5% |
Yahoo!ショッピング | 2倍(+1倍) | 1.5% |
イトーヨーカドーネットスーパー | 3倍(+1倍) | 2.0% |
セブンネットショッピング | 4倍(+1倍) | 2.5% |
エクスペディア | 6倍(+1倍) | 3.5% |
ひかりTVブック | 11倍(+1倍) | 6.0% |
セディナカードでおすすめのポイント交換先は?
セディナカードで貯めたわくわくポイントには、グルメやギフトカードなどの景品をはじめマイルや他社ポイントなどに交換することが可能です。
しかしポイントの交換先によっては1回の交換あたり500ポイントの手数料がかかる場合もありますので注意しましょう。
中でもおすすめとなっているのは以下の交換先です。これらの交換先では1ポイント1円で交換することができます。
- nanacoポイント
- dポイント
- au WALLET
- Amazonギフト券
- JALマイル
キャッシュバック率は利用する金融機関によって異なる
またセディナカードではキャッシュバックでの交換も可能となっています。
キャッシュバックは1,000ポイントから行うことができ、1,000ポイント単位での交換となります。
また利用している金融機関によってキャッシュバック率が異なるので気をつけましょう。
セディナカードでキャッシュバックを利用する場合は、移行レートが高い三井住友銀行かジャパンネット銀行がおすすめです。
金融機関 | ポイント移行レート | 還元率 |
---|---|---|
三井住友銀行 | 1,000ポイント→800円 | 0.40% |
ジャパンネット銀行 | 1,000ポイント→800円 | 0.40% |
その他の金融機関 | 1,000ポイント→700円 | 0.35% |
セディナカードの締め日と引き落とし日
セディナではいろいろなクレジットカードが発行されており、所持しているカードによって締め日と引き落とし日が異なる場合があります。
セディナカードの場合は締め日と引き落とし日が以下のようになります。
締め日 | 毎月末日 |
---|---|
引き落とし日 | 翌月27日 (金融機関休業日の場合翌営業日) |
セディナカードの締め日は毎月末日であり支払い日は翌月の27日となっています。
請求金額については銀行口座での引き落としの場合は毎月11日の21時から、コンビニでの支払いである場合は毎月19日の0時から確認することができます。
セディナカードは他クレカと比較してここが違う!
セディナカードは国内ではポイントプログラムによって、お得になる特典が付帯していますが海外での利用にも特化されたクレジットカードであると言えます。
ごく基本的でシンプルなカードですので海外保険のような充実した補償は無いものの、他のクレジットカードよりもお得に現金両替えができるというメリットがあります。
セディナカードはPay-easyを使って三井住友銀行などのネットバンクから、すぐに返済できるというシステムになっています。
たとえば10,000円キャッシングしたとしても、2~3日後にネットからの返済が可能になり利息は12円ほどで済みます。
他のJCBをはじめとした大手カード会社でも、このようなネット返済には対応していませんので、いち早くネットからの返済ができるセディナカードは海外でのキャッシングにおすすめというわけです。
セディナカードのデメリット
セディナカードのサービスはとてもシンプルなので、使用についてはとくに煩雑な面もありませんが、少なからずデメリットがありますので発効前に確認しておきましょう。
基本的なポイント還元率が他社のクレジットカードよりも低い
セディナカードのポイント還元率は先ほども述べたように0.5%となっています。
実のところこの還元率は特に高いとは言えず、ほかのクレジットカードでは基本還元率がより高く設定されているものがたくさん存在します。
たとえば高還元率なカードでは以下のようなものがあります。
- 楽天カード→1.0%
- リクルートカード→1.2%
- オリコカードザポイント→1.0%
このように基本還元率を比較する場合は、セディナカードは他社カードに一歩譲る性能となります。
ただしセディナカードの還元率は、セディナポイントモールを利用することで最大21倍にまでアップさせることもできます。
こちらのカードで効率よくポイントを集めるなら、ネット通販の利用がおすすめであると言えるでしょう。
海外旅行傷害保険が付帯していないので別のカードで補う必要がある
セディナカードで挙げられるもう一つのデメリットは、海外旅行保険が付帯していないことですね。
海外に行くならクレジットカードは必須となるだけでなく、いざという時のための補償も必要となります。
なぜなら海外では日本国内とは違って保険が適用されないためです。もし病院で軽い手術を受けた場合でも、日本とは異なり300万円~400万円の費用がかかることも珍しくはありません。
このような予想外の費用が発生する場合に備えるためにも、海外では旅行保険が必須なのですが残念ながらセディナカードには付帯していないので、こればかりは他のクレジットカードで補うしかありません。
年会費無料でも海外旅行保険が付帯しているカードはありますので、出発前にそれらのようなカードを必ず発行するようにしましょう。
セディナカードの口コミと評判
どんなクレジットカードにも特徴がありますので使ってみて初めてわかることもたくさんあります。
ここではセディナカードを実際に利用している方々の口コミをご紹介していきたいと思います。
33歳・男性(利用歴3年)
29歳・女性(利用歴4年)
大手通販のサイトは会員になってもそのサイトでしか特典が受けられないけれど、セディナカードならいろいろな通販サイトをお得に利用できるので、購入先のサイトやジャンルを選ばず使えるところが便利です。
40歳・女性(利用歴3年)
海外旅行保険は付いていないのですがその代わりに、ショッピング保険が他社カードよりも充実しているのでネットでの買い物でも安心して使えます。年会費がかからないので手軽に所持できるところも助かっています。
こんな人にセディナカードはおすすめ!
セディナが発行するクレジットカードの中でも基本となるのがセディナカード。サービス
似たようなカードにセディナカードクラシックというカードもありますが、あちらは年会費が1,000円+消費税となっています。代わりに海外旅行傷害保険やパッケージツアーの割り引きなどが付帯します。
セディナカードのサービスは最もシンプルな構成となっているので、セディナのクレジットカードを試しに使ってみるのに丁度いいと言えるでしょう。
またシンプルなサービス内容というイメージとは裏腹に、ポイントアップや海外ATMが無料になるといった便利な機能も備えています。
海外で現地通貨を調達することも視野に入れているなら、是非とも所持しておきたいクレジットカードであると言えます。
またポイント3倍の特典が適用されますのでセブンイレブンや、イトーヨーカドーを毎日利用している人にもおすすめです。
ポイントモールもありますのでコンビニや通販など、日常的に利用するサービスがよりお得になるクレジットカードとなっています。