クレジットカードを作るときに使いやすさを説明されても本当に使いやすいのか疑問に思いませんか?
わたしはそんな時、作りたいカードの満足度を見て、判断しています。
今回はクレジットカードの満足度ランキングをもとに、それぞれの特徴を解説していきます。
目次
種類が多すぎてよくわからない!
そもそも種類が多すぎてどのクレジットカードが自分に合っているのか分からなくなってきますよね。
それぞれの発行している会社によって良さがあって、選ぶのが大変だと思います。
例えば学生の場合、コンビニを良く利用していて、その中でもセブンイレブンをよく使うのでセブンプラスカードが最適です。
しかし、旅行好きの学生ならアメリカンエキスプレスカードを作れば海外へ行くときに自動で保険が付帯するので便利です。
このように、それぞれのライフスタイルによって使うクレジットカードも変わってきます。
共通していえることは、クレジットカードは店舗での買い物だけでなく、ネットショッピングなど、快適に幅広く使えるので、今では必要不可欠なものとなっていることです。
作るとき重視すること
「初めて作るので何を見て選べばいいのかわからない」や「前作ったが、他のクレジットカードに変えたい」という声をよく聞きます。
年会費やポイント還元率を見て作る人が多いですが、クレジット機能が容易で扱いやすいなどは実際に使ってみて実感するものです。
ですので、顧客満足度ランキングを見ることで使っている人が作ってよかったと思っているのかが分かります。
年会費がかかるクレジットカードを作った時、値段に対して満足度が低かったら残念ですよね。そうならないように、満足度ランキングをもとに人気カードを解説していきます。
最新版!クレジットカードの満足度ランキング
クレジットカードはたくさん種類があるのでどれを作るか迷って、あまり自分に合っていないクレジットカードを作ってしまう人も結構います。
そんなときは年間総計12万人以上の利用者からの回答をもとに、日本版顧客満足度指数(JCSI)が発表している顧客満足度ランキングを参考にしましょう。
この調査では、利用者が「満足」と感じる原因・結果を含んだ6項目(顧客期待・知覚品質・知覚価値・顧客満足・推奨意向・ロイヤリティ)についての回答を集めて行われています。
では年会費別の満足度ランキング(1000ポイント満点)を見ていきましょう。
年会費1万円以上部門
3位:セゾンカード(636ポイント)
年会費1万円未満部門
2位:楽天カード(655ポイント)
3位:au WALLET クレジットカード(651ポイント)
年会費無料部門
2位:オリコカード(645ポイント)
3位:エポスカード(620ポイント)
2018年版の総合満足度1位は調査以来10年連続で楽天カードが1位となっています。
順位だけでは本当に自分に合っているかどうかは分からないと思うので、それぞれの順位の理由を分析することが大切です。
ベスト3を徹底解説!
クレジット機能
まず、どの部門でも重要視されている要素がクレジット機能です。
クレジット機能とは買い物のしやすさ、安全面、利用状況確認方法が簡単であるといった基本的なクレジットカードの機能です。
この要素に関しては年会費に関係なく影響度が30%を超えていて、当然のことながらクレジットカードには欠かせない部分でしょう。
ポイント還元率と特典・サポート
ポイント還元率に関して、年会費無料部門では34%、年会費1万円未満部門では30%、年会費1万円以上部門では26%と、年会費が上昇するにつれて、その影響度は低くなっている。
対して、年会費1万円以上部門は会員向けサービス・特典(21%)や手続き・サポート(13%)を重視している傾向が強くなっている。
上記をまとめると、年会費が安いクレジットカードほど、ポイント還元率も重視され、年会費が高いクレジットカードほど、サービス特典の充実が重視されることがわかります。
楽天カードは利用者がクレジットカードに求めていることを提供しているからこそ、満足度が1位となっています。
また、部門毎の総合満足度を比較すると、年会費1万円未満部門が最も低いことがわかっている。満足度が低い原因の1つとしてカード自体の魅力が少ないことが挙げられます。
満足度を参考にしてみよう!
クレジットカードを作る際に自分のライフスタイルに合わせることは一番重要ですが、
その手段として顧客満足度ランキングを参考にすることをご紹介してきました。
どうせ作るなら満足度の高いクレジットカードを選びたいですよね。
ぜひ、今後作りたいクレジットカードを決める際には、年会費やポイント還元率だけでなく、使っている人が満足しているのかを確認してみてください。