マイラーのためのおすすめANAクレジットカードをまとめて解説!

マイラーのためのクレジットカード

マイルが貯まりやすいクレジットカードと言えばANAカード。
そうは言ってもANAマイルが貯まるクレジットカードはゆうに20種類以上存在します。
ANAカードの中で最もマイルが貯まるクレジットカードは、ANA VISAプラチナ プレミアムカードですがこちらはゴールド以上のグレードとなるプラチナカードですので、所持できる人もごく一部に限られてしまいます。
しかしマイルが貯まりやすいのはANA VISAプラチナ プレミアムカードだけではありません。一般カードでも活用することでマイルがザクザク貯まるクレジットカードがいくつも存在します。
今回はANAのクレジットカードが多すぎて比較するのが難しい!という方のために、比較的入手しやすく且つマイルが貯まりやすいカードをご紹介していきたいと思います。

陸マイラーならコレ!電車でポイントが貯まるANA To Me CARD PASMO JCB

ANA To Me CARD PASMO JCBはANAカード/ To Me CARD/ PASMOになったクレジットカード。
20種類あるANAのクレジットカードの中でもANA To Me CARD PASMO JCBは、東京メトロの利用でマイルがお得に貯まるカードです。
関東圏内に住んでいる陸マイラーの方と非常に相性が良く、さらにマイルを貯める性能は他カードと比較してもトップクラスとなっています。

初年度無料!ANA To Me CARD PASMO JCBの年会費

ANA To Me CARD PASMO JCBの年会費は初年度無料で、2年目以降からは2,000円+消費税の年会費がかかります。
家族カードも作ることができこちらは本カードと同じく、初年度は年会費無料で2年目以降は1,000円+消費税の年会費が必要となります。
これらのカードは年会費がある程度かかるものの、ETCカードは年会費無料で発行できます。

電車を利用すればするほどポイントがどんどん貯まっていく!

年会費のコストは発生しますがANA To Me CARD PASMO JCBにはそのコストに見合うスペックを備えています。
なんといっても何種類もあるANAのクレジットカードの中で、マイルの貯まりやすさはトップクラスとされているカードでもあります。

東京メトロに乗車すると自動的にポイントが貯まる!

ANA To Me CARD PASMO JCBでマイルを貯める方法としては、まず東京メトロを利用する方法があります。
こちらのクレジットカードにはメトロポイントPlusというお得なプログラムがあり、メトロポイントPlusに登録すると、1乗車ごとに以下のメトロポイントを貯めることができるようになります。

  • 平日→1乗車で5ポイント(5円相当)還元
  • 土曜休日→1乗車で15ポイント(15円相当)還元

通常普通に乗車してもポイントは一切付きませんが、ANA To Me CARD PASMO JCBを持っていれば東京メトロに乗るだけで、ほとんど10%近いポイント還元を受けることができます!
電車利用でこれほどのポイント還元を受けられることはほとんどありませんので、マイルを貯めるならメトロポイントPlusへの登録は必須と言えるでしょう。

PASMOへのオートチャージでマイルを貯める

ANA To Me CARD PASMO JCBはTo Me CARDと一体型のクレジットカードであるため、PASMOへオートチャージすることで1,000円につき1ポイントのメトロポイントを貯めることができます。
さらに東京メトロの券売機で定期券を購入すると1,000円につき5ポイントが還元されます。
メトロポイントはもちろんマイルに交換することができるので、電車利用と同時にマイルをどんどん貯めていくことができます。

マイルが無期限に貯められる!ANAアメリカン・エキスプレスカード

ANAアメリカン・エキスプレスカードはANAとアメリカン・エキスプレスカードの提携によって発行されているクレジットカードです。
よってANAとアメックスの特典をダブルで利用できるクレジットカードとなっており、さらにマイルを無期限で貯めることができるという特典まであります。
比較的高いステータス性だけでなく充実したトラベルサービスまで付帯しており、出張などでアクティブに活動する方との相性バツグンのクレジットカードです。

アメックスのプロパーよりお得!ANAアメリカン・エキスプレスカードの年会費

ANAアメリカン・エキスプレスカードの年会費は7,000円+消費税となります。家族カードの場合は2,500円+消費税の年会費が発生します。
アメックスブランドのサービスが利用できるとなると、さすがに年会費も相応の金額になるようです。
とはいえ何もブランドだけでコストがかかるのではなく、それに見合う充実したサービスが付帯しているからこそです。
またETCカードは発行手数料が発生するものの年会費は完全無料となっています。

通常3年の有効期限がポイント移行コースでマイル無期限に!

こちらのクレジッカードを発行する最大のメリットとして挙げられるのが、ポイントの期限を無期限にできるという点です。
通常ANAマイルの有効期限は3年間となっています。しかしアメックスのポイントプログラムの特典を利用すると無期限でマイル交換することが可能です。
ANAアメリカン・エキスプレスカードで貯めたポイントをマイルを交換するには、ポイント移行コースに登録する必要があります。
こちらでは1年あたり6,000円+消費税の参加費が必要となるのですが、ポイント移行コースに登録している限りはポイントの有効期限が無くなります。
つまりANAアメリカン・エキスプレスカードでは、ポイント移行コースに登録し続けている限りマイルを無期限で利用することができるというわけです。

ANAを利用するだけでマイル付与率が2.5%に!

ANAアメリカン・エキスプレスカードでANAの航空券や旅行商品などを購入すると、ポイント還元率がアップしよりマイルが貯まりやすくなります。
ポイント還元率は通常1%ですがANAでクレジットカード払いをすることで、通常のポイントからさらに200円につき1ポイントのボーナスが付与されます。
さらにANAカードマイルプラス特典により、クレジットカードの還元ポイントとは別途で1%のマイルが付与されますので、ANAを利用した場合のマイル付与率はトータルで2.5%となるのです。
数あるANA系列の一般クレジットカードの中で、ANA利用によるポイント特典があるのではこちらのANAアメリカン・エキスプレスカードのみです。
ANAを主に利用しているマイラーの方にとっては見逃せない特典であると言えるでしょう。

ボーナスでマイル大量獲得!ゴールドカード並の特典が揃ったANA VISAワイドカード

ANA VISAワイドカードはANAの一般カードとゴールドカードの中間に位置するクレジットカード。
海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が同時に自動付帯しているほか、特約店ではマイル付与率がアップするなどゴールドカード並みの特典が揃っています。
充実した補償が付帯しているにも関わらず、年会費優待特典もあり他のゴールドカードと比較してもお得に利用できるクレジットカードとなっています。

2種類ある!ANA VISAワイドカードの年会費優待特典

ANA VISAワイドカードの年会費は通常7,250円+消費税ですが、以下の2種類の年会費優待特典でお得にすることができます。

  1. WEB明細書サービスに申し込みすると翌年以降の年会費が500円割引
  2. マイ・ペイすリボに登録すると初年度から年会費が975円割引

上記の2つの割引は併せて利用することができないのでどちらかを選ぶ必要があります。
1の場合は6750円+消費税となり、2の場合は6,275円+消費税となるので、実質的に2を選択した場合が最も年会費がお得になります。
ただしマイ・ペイすリボは全ての支払いが自動的にリボ払いとなるので、リボ払い専用のクレジットカードを希望しない方は注意が必要です。

家族カードとETCカードの年会費

ANA VISAワイドカードの家族カードでは1,500円+消費税の年会費となります。家族カードの場合はWEB明細書サービスでの、年会費優待は適用されませんがマイ・ペイすリボへの登録で、525円の割引が適用でき975円+消費税の年会費とすることが可能です。
ETCカードは発行手数料無料、年会費は条件を満たすことで無料となります。
条件といってもETCカードを1年に1回でも利用すれば、翌年以降も無料になるので車をよく利用する方なら難なくクリアできるはずです。

毎年加算あり!ボーナスでマイルがどーんと貯まる

ANA VISAワイドカードでは入会または継続でボーナスマイルを獲得できるほか、ANA利用時のフライトマイルなどマイラーには嬉しい特典が豊富に揃っています。

一般カードの2倍!入会時と継続時に大量ボーナス獲得

まずANA VISAワイドカードに入会すると2,000マイル、さらに継続時にも毎年2,000マイルのボーナスマイルがもれなく付与されます!
特にANAの航空機利用がなくてもボーナスマイルは付与されるので、陸マイラーには非常にありがたい会員特典であると言えます。
また通常の一般カードだとボーナスは1,000マイルなのですが、ANA VISAワイドカードではもらえるボーナスが2,000マイルと2倍になっているので、ボーナスマイルをよりお得に貯めたい方はこちらのクレジットカードがおすすめです。

ANA航空機を利用した際にはフライトマイルが割増に!

ANA VISAワイドカードではANA航空機を利用する際に、フライトマイルが付与されるのですが会員特典でさらに25%のボーナスマイルも追加されます。
よってANAの便を主に利用している方は、よりお得にマイルを貯めることができるということになります。
ただし航空券の便名がANAであっても、国際線の他社運航によるコードシェア便はボーナスマイルの対象とはなりませんのでその点については注意が必要です。

高レート交換もできる!選べる2つのマイルコース

ANA VISAワイドカードは航空機の利用だけでなく、ショッピング利用でもマイルを貯めることができるクレジットカードです。
ANA VISAワイドカードでは1,000円利用につき1ポイントのワールドプレゼントポイントを貯めることができます。
マイラーならば当然貯めたポイントの使い道は主にマイルとなりますが、ANA VISAワイドカードでの交換は10マイルコースと5マイルコースという、2つのコースから選ぶ仕様になっています。

交換レート マイル付与率 移行手数料
10マイルコース 1ポイント→10マイル 1.0% 6,000円+消費税
5マイルコース 1ポイント→5マイル 0.5% 無料

それぞれのコースではマイルの交換レートが上記のように異なります。
10マイルコースでは毎年6,000円+消費税の移行手数料が必要となりますが、マイルの付与率が1%となり高レートでのマイル交換を可能にします。

特約店とオンラインモールの利用でもマイル付与あり!

ANA VISAワイドカードは特約店やオンラインモールでの利用でマイルを直接貯めることができるクレジットカードとなっています。

特約店利用でポイントとマイルの2重取りができる!

ANA VISAワイドカードはANA特約店での利用で、ワールドポイントが0.5%還元されるほかANAマイルが0.5%~1%還元されます。
10マイルコースを選択していれば合計で1.5倍~2倍のマイルが貯まりますのでとてもお得です。
特約店では日常利用しやすい店舗も揃っているので、近くに店舗のある方は是非特約店でANA VISAワイドカードを活用していきましょう!

  • イトーヨーカドー
  • セブンイレブン
  • スターバックス
  • ENEOS
  • マツモトキヨシ
  • オークラ ホテルズ & リゾーツ……etc.

ANAマイレージモールでは1%のマイル還元も

会員専用のオンラインモール・ANAマイレージモールを経由してANA VISAワイドカードでのお買い物をすると、ここでもマイルを直接貯めることができます。
ANAマイレージモールではYahoo!ショッピングや楽天市場などの、大手通販サイトを利用できるのでネットショッピングでのマイル集めも捗ること間違いなしです。
ネットショップごとのマイル付与率は以下のようになります。

ショップ名 交換レート 還元率
Yahoo!ショッピング 300円につき1マイル 0.33%
楽天市場 200円につき1マイル 0.5%
LOHACO 100円につき1マイル 1.0%
セブンネットショッピング 100円につき1マイル 1.0%

この他にも普段のお買い物に使いやすいネットショップが揃っています。上記で言うとセブンネットショッピングの還元率が比較的高いので、ANA VISAワイドカードを利用してマイルを貯めるにはおすすめとなっています。

ANAカードはマイラーに嬉しい特典が揃ったクレジットカード!

今回はANAカードの中からマイルが貯まりやすいクレジットカードをご紹介させていただきました。

  • 毎日の電車利用でマイルが貯まるANA To Me CARD PASMO JCB
  • ステータスとトラベルサービスが揃ったANAアメリカン・エキスプレスカード
  • 高レート交換が可能でボーナスも美味しいANA VISAワイドカード

それぞれのクレジットカードの特徴から比較してみると、最もリーズナブルに利用できるのはANA To Me CARD PASMO JCBですが、レート重視で比較するならANA VISAワイドカードとなりますね。
どれもカード利用でマイルが貯まりやすい特典が充実していますので、ご自分の生活スタイルに合わせて使いやすいものを選ぶと良いでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする