JCB CARD Wの審査基準は厳しい?簡単に作れるクレジットカード

JCB CARD Wの審査を受ける女性

2017年に発行開始したJCB CARD Wは、年会費無料で使えてポイントが貯まりやすいお得なクレジットカードです。

しかし、VISAやmastercardなどの国際ブランドよりもJCBは審査基準が厳しめに設定されており、発行したくても審査に通ることができるのか不安を抱く方も多いのではないでしょうか。

今回はJCBが新しく発行開始したJCB CARD Wの審査基準について、口コミや評判をもとに徹底分析してきます!

JCB CARD Wについてポイント還元率や年会費など分かりやすく解説していきます。加えて、口コミでの評判なども紹介していくので参考にしてください。

目次

JCB CARD Wの審査申し込み条件

JCB CARD Wの審査申し込み条件は

  • 18歳以上39歳以下の方
  • 御本人または配偶者に安定した継続収入のある方
  • 高校生を除く満18歳以上の学生の方

となっており条件が定まっている以上、これらの内容に該当しない方はJCB CARD Wの審査に通ることはできません。

たとえば高校生や中学生の方が申し込みした場合、クレジットカードを発行するのは法律に反するので入会を拒否されますし、無職で全く収入を得ていない方も同じ結果となります。

JCB CARD Wの本会員となるには、基本的に安定した収入を得ている社会人である必要があると言えるでしょう。

この他に記載されている条件は特になく、審査に通るか通らないかは別として学生や専業主婦でも申し込むことはできるのです。

39歳以上の方は審査に申し込むことができない

JCB CARD Wは18歳から39歳までの方が対象のクレジットカードです。39歳以上の方は、審査に申し込むことができなくなっています。

ただ、39歳までにJCB CARD Wを発行できれば、それ以後もスペックが落ちることなく利用することができます。なので、39歳までにJCB CARD Wの審査に通るようにしましょう!

JCB CARD W審査基準

JCB CARD Wの細かい審査基準は公開されていません。年齢は18歳から39歳ということと、安定継続収入がある方としか記載されていないのです。

ここでは、実際にJCB CARD Wの審査を受けた方の口コミや評判、経験をもとに大体の審査基準を分析していきます。

安定継続収入って実際にいくら?

JCB CARD Wの審査基準に記載されている安定継続収入とはいくらが基準なのか気になりますよね。

いくら毎月収入があったとしても5万円程度である場合、JCB CARD Wの審査に通るのは厳しいです。そこで目安にしてほしい収入は…年収100万円~200万円だと考えてください!

ただこれだけの年収があっても、一時的な収入である場合は審査落ちしてしまう可能性があるので、大事なのは毎年安定した収入があることです!

学生・専業主婦なら100万円以下でも審査に通る

本人に収入が無くてもJCB CARD Wを発行することができる場合もあります。

例外となるのは専業主婦の方と未成年の方です。この場合は申し込みしたのが専業主婦であれば配偶者の収入が、未成年者の場合は保護者の収入がそれぞれ審査の対象となります。

学生・専業主婦がいくらバイトをしたからといって年収100万円以上稼ぐのはなかなか厳しいですよね。それはカード会社も十分承知しています。

なので、親権者や配偶者に安定した収入が見込めれば100万円以下の収入でも学生や専業主婦でも審査に通過することができるのです!

申し込み時に家族内の年収を記入する部分があるので、正確に記入するようにしましょう。

年金受給者も楽天カードなどの人気クレジットカードに申し込める!

カード会社の中には年金受給者も入会可としているところもありますが、JCB CARD Wの場合はどうなのかというと、年金受給者の申し込みは今のところ受理していないようです。

とはいえ年金受給者も対象としているカード会社は存在するので、そちらの方でクレジットカードを作れば大丈夫。

楽天カードやMUFGカード ゴールドといった、お得で高い人気を誇るカードもあるので諦めずにチャレンジしてみてくださいね。

JCB CARD Wを発行できる人・できない人一覧

対象者 可否 対象者 可否
正社員 アルバイト
派遣社員 パート
公務員 専業主婦
個人事業主 学生
フリーランス 年金受給者 ×
高校生 × 無職 ×

最短3営業日でJCB CARD Wが届く

JCB CARD Wは申込日から最短3営業日で登録した住所に郵送されてきます。審査自体は申込みから1日~7日程度で終わるので、審査スピードは他のクレジットカードと比較しても速いです。

申込者が混み合っていたり、申込み内容に不備があった場合などは審査機関が大幅に伸びてしまう可能性もあります。審査結果が届かないからといって焦らないようにしましょう。

JCB CARD Wの審査に落ちる人の特徴

JCB CARD Wの審査に落ちる人にはいくつか同じような特徴があります。それらの特徴を把握して、審査落ちしないように気をつけましょう。

  • 複数のクレジットカードに申し込みしている
  • キャッシング機能をつけている
  • 支払い・返済の延滞をしている
  • 過去に金融トラブルを起こしている
  • 30代までにクレジットカードを使ったことがない

JCB CARD Wの他に複数のクレジットカードに申し込みしている

JCB CARD Wの審査に申し込みする前に、複数のクレジットカードに申し込みしていないでしょうか?

そのような多重申し込みとみなされる行為をすると、JCB CARD Wの入会を拒否されてしまいますのでおすすめできません。

半年以内に3枚以上のクレジットカードに申し込むのはNG

短い期間でクレジットカードの審査を何枚も受けている方は、JCB CARD Wの審査に落ちてしまう可能性があります。

不正発行なのではないか、入会ポイントだけが目的なのではないかと審査側に思われてしまうのです。

なので、JCB CARD Wの申し込みをする半年以内に3枚以上クレジットカードを発行している方は、落ちてしまう可能性があること覚えておきましょう。

多重申し込みはカード会社にとって悪質行為と見られる

多重申し込みとは文字通り複数のクレジットカードに申し込みする行為のことを指します。

JCB CARD Wに限らず短期間のうちに、いろいろなクレジットカードに申し込みするのは一般的に悪質行為と判断されてしまいます。

なぜクレジットカードの多重申し込みが、カード会社によって悪質行為になるのかというと、多重申し込みしてまでカードを欲しがる人は

  • すでに持っているクレジットカードが限度額いっぱいになっている
  • キャッシングを利用してお金を借りようとしている

といった事情を抱えている方が多いと言われています。

多重申し込みをする人はカード利用を停止されている人が多い!?

クレジットカードは限度額いっぱいまで使うと、支払いがされるまで利用することができなくなります。

それなのに支払いをせず別のクレジットカードを発行して、さらに支払いを増やせば最終的に貸し倒れとなる可能性が高く、そうなるとカード会社にとっては大きな損失となってしまいます。

そのような人物であればカード会社としては避けるのが賢明と考え、入会をお断りするという結果になるのです。

JCB CARD Wの申し込みでキャッシング機能をつけている

JCB CARD Wにはショッピング機能以外にも直接現金を引き出すことができるキャッシング機能をつけることができます。

しかし、キャッシング機能をつけると審査基準が格段と上がってしまうのです。

必要でないのであれば、キャッシング機能はできるだけ0円で設定してJCB CARD Wの審査を申し込むようにしましょう!

キャッシング枠の利用は基本的にお金に困っていると判断される

複数のカードに申し込みしている上にキャッシング枠も希望している場合、申込者はお金に困っている可能性が高いとみなされます。

特に信用情報で負債の支払いが収入の大半を占めているということが発覚した場合は、確実に入会を拒否されてしまうでしょう。

そもそも申し込みの時点でキャッシング枠を希望するということは、はじめからお金を借りるつもりだとカード会社に言っているも同然であり、キャッシング枠を希望した場合は別途で審査が発生します。

あらかじめ貸し倒れリスクがあると思われる人との取引は、なるべく避けたいというのがカード会社の方針なのです。

JCB CARD Wの申し込み前に延滞などの金融事故を起している

JCB CARD Wの審査では信用情報の内容が重視されます。信用情報には申込者ひとりひとりの支払い状況が記載されており、そこから毎月の支払いをしてくれるかどうかを判断しています。

つまり信用情報の内容はカード会社への信用を得るための、履歴書のようなものと言って良いでしょう。

もし申込者の信用情報に傷が付いていた場合、JCB CARD Wの審査でマイナス評価を受けてしまいます。

長期に渡っての支払い延滞は異動=ブラック扱いとなる

信用情報には申込者のクレジットヒストリーや、ローンなどの金融サービスにおける支払い状況が記載されているのですが、それらの履歴の中に支払いを延滞しているなどの情報があると、カード会社は自社のカードを発行しても支払いをしてくれないのではないかと疑念を抱きます。

特に支払日から61日を過ぎてもまだ支払いが完了していない場合は、信用情報で異動と表記されるのですが、この異動表記が付くとブラック扱いとなります。

ブラックリスト入りすると5年間はクレジットカードが作れない!?

ブラック扱いになるとJCB CARD Wに入会するどころか、他社カードの申し込みでも大いに不利な要素となってしまいます。

というのもブラックリスト入りをしてしまうと、向こう5年間は新しいクレジットカードを作ることができなくなってしまうのです。

もし支払いを完了しても異動扱いの信用情報は5年間残りますので、延滞を起こすだけでも非常にやっかいです。

基本的に信用情報の傷は自分で消すことはできません。よって毎月の支払いをきちんとして信用情報をキレイに保っておくことは、今後の将来にも影響するほどの重要性を有していると覚えておきましょう。

支払いの延滞は今後の借り入れにも大きな影響を与える!

クレジットカードの支払い・返済の延滞履歴は信用情報期間に履歴が残っています。なので、JCB CARD W以外のクレジットカードで延滞した場合、申込時に隠していてもすぐに情報はバレてしまうので、できるだけ延滞履歴は残さないようにしましょう。

また、延滞履歴はJCB CARD Wの審査だけでなく、今後住宅ローンなどを借り入れる場合にも関係してきてしまいます。クレジットカードは計画的に利用しましょう!

30代までJCB CARD W以外のカードを使ったことが無い

また信用情報においてホワイトと分類される方もJCB CARD Wの審査に落ちてしまう可能性があります。

ホワイトとはブラックとは逆に金融事故を起した記録はありませんが、同時にクレジットヒストリーも全くない状態のことを指します。

もし30代になってもホワイト状態であった場合、JCB CARD W以外のクレジットカードでも入会が難しくなる可能性が高いと言えます。

カード会社は信用情報から申込者の信用度を測る

カード会社は申込者が信用できる人であるかどうかを、信用情報からでしか判断することはできません。
クレジットカードの支払い履歴が信用情報に全く載っていない場合、その人がちゃんと支払いをしてくれる人かどうかも知ることができません。

そのためクレジットヒストリーを全く有していない、ホワイトに分類される方はJCB CARD Wだけでなく一般的にクレジットカードの審査では不利となってしまうのです。

ホワイトは貸し倒れリスクの可能性があると疑われる!?

ホワイトの方がカード会社に敬遠される理由はもう一つあります。それは申込者がホワイトかスーパーホワイトなのか判別が付かないためです。

一般的にホワイトと分類される属性は、さらに以下のような2つ種類に分けられます。

  • ホワイト→過去に自己破産や債務整理を行い、全ての履歴を消去した方
  • スーパーホワイト→過去に一度もクレジットカードを使ったことが無い方

ホワイトには過去に金融事故を起こしているという特徴がありますが、債務整理を行うと過去の信用情報は真っ白な状態になります。

よって記録上はスーパーホワイトと同じなるので、カード会社にとっては過去に債務整理をした人なのか、クレジットカードを全く使ったことが無い方なのかが判別できないのです。

このためJCB CARD Wをはじめとしたクレジットカードの審査では、ホワイト属性の方は警戒されやすい=不利という傾向があります。

JCB CARD Wに申し込みする前に健全なクレヒスを作っておく

ホワイトの方もスーパーホワイトの方もJCB CARD Wに申し込みする前に、前もってクレジットヒストリーを積んでおくことをおすすめします。

カード会社は延滞を繰り返す人やクレジットヒストリーが全く無い人よりも、毎月しっかりと支払いを済ませている人を信用します。

つまり延滞の無いクレジットヒストリーを持つことで、JCB CARD Wをよりスムーズに発行する近道となるわけです。

若年層であれば問題ないが30代までにはクレヒスを作っておきたい

ただしまだ未成年の方や20代くらいの若年層の方であれば、ホワイトであっても問題はありません。

若い内ならクレジットカードの利用経験が無くて当然だからです。しかし30代を過ぎてもホワイトのままであった場合は、過去に債務整理をしているのではないかと疑いを持たれやすいので、スーパーホワイトの方は30代までにはクレジットヒストリーを作っておくことをおすすめします。

JCB CARD Wの審査前に最低限準備しておきたいこと

さてここまでJCB CARD Wの審査に落ちてしまう可能性がある人を挙げてみましたが、きちんと準備を整えておけばカードを発行することも可能です。

ここからはJCB CARD Wの審査に臨むまえに、最低限準備しておきたい以下のポイントについてご紹介しておきたいと思います。

  1. クレヒスを積んでおく
  2. 属性を変えておく

1・クレヒスを積み上げて自分の信用度をアピールする

クレジットヒストリーを積んでおくことはJCB CARD Wだけでなく、他のカード会社の審査でも重要であると言えるでしょう。

延滞なく毎月支払っていることを信用情報で示すことができれば、申込者が優良な顧客となりえることをカード会社にアピールすることができます。

よってホワイトの方であればJCB CARD Wに申し込みする前に、流通系カードをはじめとした比較的発行しやすいクレジットカードで、クレジットヒストリーを作っておくことをおすすめします。

2・雇用形態など属性を再申し込みまでに変更しておく

JCB CARD Wの審査は決して緩いとは言えないので、中にはカードを発行できなかった人もいます。
短期間内に申し込みするとより審査落ちする可能性が高まるのでおすすめできませんが、再申し込みできないというわけではありません。

ただし再申し込みする前に自分の属性を変えておくと、入会できる可能性がグンとアップします。たとえば

  • アルバイトから正社員/派遣社員での雇用で収入を得るようにする、
  • 負債を抱えているなら繰り上げ返済をしておく

などが挙げられますね。JCB CARD Wの審査を通るには、収入が安定していることが必須となりますので、スムーズに入会するためにも再申し込みする前に、自身の属性を変えておくことをおすすめします。

JCB CARD Wは一度審査に落ちたら2度とチャンスはない?

もしもJCB CARD Wの審査に落ちてしまった場合、再度審査を受けることができるのでしょうか?…できます!

1度審査に落ちてしまっても、再度状況を変えて申し込めば通る可能性があるのです。

例えば、契約社員から正社員に昇格したり、カードローンの借り入れを全額返済したなど、自分の状況が変われば審査に通ることもできるのです!

もしもJCB CARD Wの審査に落ちてしまっても、時間を空けて再度申し込みをしてみましょう。

JCB CARD Wの審査は決して緩いとは言えない

JCB CARD Wは年会費無料で発行できるので、一見審査は緩そうに見えます。

しかし国際ブランドのプロパーカードであることには変わりないので、年会費無料であることが多い流通系カードに比べると、発行難易度は高いといえるでしょう。

とはいえ大きな負債を抱えているわけではなく、安定した収入を得ていて、さらにクレジットヒストリーにも問題なければ、JCB CARD Wを発行するのはそう難しいことではありません。

これからJCB CARD Wを発行しようと考えている方は、この記事の内容を参考に不安要素が無いかを確認しておけば、問題なく入会できる可能性が高いはずです!

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