オリコカードの解約は、他のクレジットカードとは少し異なります。
通常、電話やネットでの解約が可能なのですが、オリコカードは郵送で解約するしか方法がないのです。
では、紛失して緊急でオリコカードの機能を停止する場合も、郵送しなくては行けないのか。
今回は、オリコカードの解約方法と、その他注意するべき点を紹介します。
スムーズに解約手続きを終えられるようにしましょう。
目次
オリコカードの解約方法
一般的なクレジットカードの解約は、電話またはネットで解約できるケースが多いです。
しかし、オリコカードの場合脱会届(解約届)を郵送で送らないと解約できないのです。
オリコはクレジットカードだけでなく、カードローンなどの解約も脱会届(解約届)が必要なのです。
脱会届(解約届)の記入は簡単
電話やネットで解約できないなんて面倒だと思う方もいると思います。
しかし、自分で記入する項目は少なく、氏名・住所・カード番号だけです。
脱退理由などを記入する必要はないので安心してください。
自ら脱会届(解約届)をダウンロードした場合、郵送料は自己負担です。しかし、時間はかかりますがオリコから脱会届(解約届)を取り寄せると、郵送料がかかりません。
脱会届(解約届)の入手方法
オリコカードの解約に必要な脱会届(解約届)は、ネットからダウンロードするか、オリコから直接取り寄せます。
自宅にプリンターがない場合は取り寄せるしかないですね。
取り寄せてから1週間程度で自宅に届きます。
オリコの公式ホームページから、ダウンロードンも取り寄せもできるので、自身にあった方法で入手しましょう。
記入方法
上記でも紹介したとおり、脱会届(解約届)は、氏名・住所・カード番号の記入が必要です。
右上の日付は、記入日を書きましょう。
本人会員申請書には、本会員様の情報を記入します。もし家族カードやETCを解約する場合も本会員様の情報を記入しましょう。
カード名称は、e-オリコサービスで照会することができます。
下段の数字を記入する蘭には、解約するカード番号だけを記入してください。
後は、点線の指示通りに折りたたみ、郵送しましょう。
ダウンロードした場合は、郵送料も必要なので注意してください。
本会員のカードを解約すると、自動的に他の付属カードも解約されたことになります。なので、ETCや家族カードは無効になるのです。
解約連絡はこない
オリコカードは、解約完了通知がありません。なので、脱会届(解約届)を郵送したら、それだけで取引が完了です。
心配要素が残る場合、オリコカードセンターへ事前に連絡をし、解約手続きが終了したら連絡がくるようにしましょう。
会員専用ページに紛らわしい項目がある
オリコ会員専用のページに、紛らわしい退会手続きがあります。
それが、e-オリコとオリコポイントゲートウェイの蘭にあるんです。
ここには退会手続きの機能があるのですが、正確にはオリコカードから退会できているわけではありません。
実は、それぞれのサービスの利用解除をするだけで、オリコカード退会はできていないのです。
オリコカードを退会するには、脱会届(解約届)の郵送が絶対条件なので注意しましょう。
オリコカードを効率的に解約する方法
オリコカードを1番効率良く退会する方法があります。
まずは、年会費を払わずに退会する方法。
年会費を支払ったあと、すぐに解約してしまってはもったいないですね。なので、次回年会費支払いの前月末までに退会するようにしましょう。
また、カードに貯まったポイントを全て使い切ってしまうことです。
500ポイントからしか交換できないので、499ポイントで退会する場合はどうしようもないですが、それ以上のポイントがあるなら、使い切って解約するようにしましょう。
家賃支払いに登録していたオリコカードは解約できない
オリコカードを解約したくても、解約できないケースがあります。
それは、家賃の支払いに登録してあるオリコカードです。
オリコカードは、不動産管理会社を代理して家賃を徴収するサービスをおこなっています。
入居した不動産がスリーウェイサービスを導入している場合、自分のオリコカードと契約し、そのオリコカードで家賃を支払うことになっています。
この場合、オリコカード契約が入居審査・家賃保証を兼ねているため、これを解約するとなると賃貸契約が継続できなくなるなどの問題が発生しかねないからです。
どうしてもオリコカードを解約したい場合、管理会社と相談して、他の保証会社との契約に変更できるかどうかを確認しましょう。
カードを紛失したら利用停止
もしも、ご利用のオリコカードを紛失してしまった場合、解約ではなく、利用停止にすることができます。
オリコカードコールセンターに連絡し、紛失した主を伝えましょう。
万が一不正利用されていた場合、不正利用分を補償してくれる制度があります。
この補償を受けるには、警察に紛失届を提出する必要があるので、紛失時の対応も確認しておくようにしましょう。