楽天PINKカード!おすすめ使い方を徹底比較!

楽天PINKカードの比較

2015年の春に楽天が提供を開始した「楽天PINKカード」は、女性向けのクレジットカードとして有名です。基本的な内容は楽天カードと同じですが、女性向けのさまざまな特典や補償が追加されています。また、カードのデザインもピンクを基調としていてとても可愛らしいデザインになっています。そこで今回は楽天カードとの比較もふまえて、楽天PINKカードの概要やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

楽天PINKカードの特徴!

入会キャンペーンについて

楽天PINKカードは、入会するだけで大量のポイントを獲得することができます。まずは入会してカードが届いたらカードを利用しましょう。~円以上という決まりは特にありません。100円単位でも可能です。ただ一回カードを利用するだけでなんと5000円相当のポイントがプレゼントされます。このようなキャンペーンはよくありますが、利用額の決まりがなく、ポイントを受け取るために無理をして買い物をする必要がないのが楽天PINKカードの特徴であり嬉しい点だと思います。しかしこのポイントを受け取るには自らの申請が必要です。申請といってもとても簡単なもので、カードが届いたら「楽天e-navi」というサイトを開き、新規登録をするだけです。登録費用等もかかりません。

年会費無料で利用できる!

楽天PINKカードの基本内容は楽天カードと同じです。もちろん楽天カードと同じく年会費も無料です。

ETCは発行できる?

楽天のカードはETCカードの発行も可能です。カード1枚につき1枚のETCカードの発行が可能で、「楽天ETCカード」と呼ばれています。発行手数料は無料で、年会費は税込み540円となっています。高速道路のETCでの料金の支払いが楽になるうえ、通行料金100円につき1ポイントも貯めることが出来ます。また、深夜割引や休日割引などの各種割引も利用できます。

家族カードは発行できる?

もちろん家族カードの発行も可能です。配偶者や親が申し込み可能で、子どもに関しても高校生ではない18歳以上の方であれば申し込みは可能です。楽天はLGBTの方向けの取り組みにも力を入れているので、同性のパートナーでも家族カードの会員になることができます。年会費は無料で、楽天PINKカード1枚につき5枚までカードが発行できます。しかし先ほども述べたように楽天PINKカードは入会キャンペーンにおいて多くのポイントを獲得できるので、家族カードを作るよりもそれぞれで楽天PINKカードを作ったほうがお得かもしれません。

旅行保険は付帯している?

女性向けのカードというだけあり、女性向けの保険が充実しているのですが、意外にも海外旅行保険も充実しています。海外旅行保険はすべて自動付帯ではなく利用付帯となっています。楽天PINKカードで旅行費用を支払うことにより、最大で2000万円もの海外旅行傷害保険が適用されます。補償項目としては一般的なものと同じで、傷害死亡・後遺障害、傷害治療費用、疾病治療費用、救援者費用、賠償責任、携行品損害があります。このなかで最も利用の頻度が高い傷害治療費用と疾病治療費用は入院等の補償も含めて最大で200万円適用されます。これらの補償は家族カードでも同様です。夫が家族全員分の旅行代金を本会員として持っているカードで支払い、妻が家族カードか本会員のカードを持っていれば妻も保障の対象になることができます。

付帯サービス一覧

付帯サービスの面でも女性向けカードである楽天PINKカードならではのものが用意されています。楽天PINKカードには「楽天PINKカード限定カスタマイズサービス」というものがあります。こちらのサービスは有料となっているのですが、自分の好みによってサービスの組み合わせをカスタマイズすることができるので、いいサービスの組み合わせがあるカードがなかなか見つからないという方にもおすすめです。以下、カスタマイズすることができるサービスを一つずつ紹介していきます。

楽天グループ優待サービス

こちらのサービスを利用すると、楽天24や楽天トラベルの割引クーポンを受け取ることができたり、楽天ビューティーの利用による楽天スーパーポイントのプレゼントを受けたりすることができます。楽天グループの様々なサービスにおいて豊富な優待特典を受けることができます。特典の具体例としては、楽天市場における500円OFFクーポン、楽天24でのクリスタルガイザー500ml×48本の50円OFFクーポン、楽天トラベルでの国内宿泊予約で1000円OFF、楽天ブックスで本・CD・DVD・ゲームが100円OFF、楽天チケットのお得なポイントキャンペーン、楽天koboで全ての書籍が5%OFF、楽天TVで全ての作品が20%OFF、楽天GORAでゴルフ場を予約すると1000円OFF、楽天オーネットに入会すると2000ポイントをプレゼント等のものがあります。料金は月額で324円(税込)と安くなっています。有料とはいっても日常的に楽天を利用すれば324円以上の利益が帰ってくるので、非常に有益なサービスとなっていると思います。しかし一回きりのクーポンなどもあるので、そんなに楽天を利用する機会がない方にとってはあまり有益といえるサービスではないかもしれません。

「ライフスタイル応援サービス(RAKUTEN PINKY LIFE)」

こちらのサービスでは、飲食店や映画のチケット、習い事、介護・育児サービス等の110000件以上の様々なジャンルの割引や優待特典を受けることができます。こちらのサービスも利用料は月額324円となっています。サービスの具体例は以下のものがあります。

整体・骨盤サロン カラダファクトリー…グループ共通施術券一枚200円OFF

TOHOシネマズ…チケット300円引き

イオンシネマ…全国共通映画鑑賞券500円OFF

タイムズカーレンタル…一般料金から10~50%OFF

カラオケ コート・ダジュール…室料(通常)20%OFF

カラオケ ビッグエコー…平日の室料30%OFF、金・土・祝前日の室料20%OFF、フリータイム室料5%OFF

カラオケ本舗まねきねこ…ルーム料金30%OFF

横浜・八景島シーパラダイス…アクアリゾーツパス(水族館4施設パス)大人600円OFF

東京ジョイポリス…小学生以下共通パスポート引換券1400円OFF

ECC外語学院…入学金21600円が無料、受講料を最大20%OFF

ホテルニューオータニ幕張…ザ・ラウンジ イーツ&サンドウィッチビュッフェ20%OFF

大江戸温泉物語…全日利用券最大1036円引き

リラクジョンスペースラフィネ…ギフトカードが310円引き

ハーゲンダッツ…ミニカップギフト券が会員特別書価格

ベネ・ステ フリーeラーニング…ビジネススキル・資格取得対策講座eラーニング 約300講座 受講料無料

女性向けの保険「楽天PINKサポート」

楽天PINKカードでは女性のライフスタイルに見合った補償プランが4つ用意されています。

・女性特定疾病補償プラン

ケガの補償プラン

携行品損害補償プラン

個人賠償責任事故補償プラン

これらの補償プランは楽天PINKカード限定となっています。以下、4つのプランを詳しく紹介していきます。

女性特定疾病補償プラン

こちらの補償サービスでは、乳がん、子宮筋腫などの女性特有の疾患といえる病気での入院・手術・放射線治療などで保険金を受け取ることができます。入院では日帰り入院も含め、一日につき3000円の補償、疾病手術保険金としては入院中の場合30000円、外来の場合15000円の補償、放射線治療保険金としては一回の治療につき30000円の補償を受けることができます。保険料は年齢によって違いますが、かなりお手頃な価格となっています。

ケガの補償プラン

このプランではケガによる入院や手術の保険金が支給されます。日常生活で起こるケガが対象で、国内外は問いません。保険料は一律で240円となっています。ケガでの入院の場合、入院一日につき3000円が補償されます。もちろん日帰りの入院も対象となっています。手術を受けた場合は傷害手術保険金として入院中の場合は30000円、外来の場合は15000円が補償されます。個人の責任のケガではなく第三者による加害行為やひき逃げなどで起こったケガの場合は傷害保険金が2倍になります。

携行品損害補償プラン

こちらのプランは盗難、不慮の事故、車上荒らしなどの偶然起こってしまった場合での損害が対象です。損害を受けた携行品は50万円を限度として実費補償されます。保険料は一律330円となっています。また、偶然の事故によって身体の傷害を被り、万が一死亡した場合や後遺症が残った場合は10万円が支給されます。

個人賠償責任事故補償プラン

こちらのプランは、住宅の所有・使用・管理によって起こる事故や、日常生活のなかで起こる偶然の事故による損害賠償責任が実額で補償される保険です。保険料は一律220円となっています。こちらの保険は加入者本人のみではなく、その家族も受けることができます。国内の場合のみにおいて示談交渉のサービスも付いています。トラブルが起きた際に当事者同士のみで交渉を進めることは難しいので、交渉の手助けとなるこのサービスはいざという時に非常に役立つと思います。日常生活での損害補償の限度は最大1億円で、傷害によって死亡した場合・後遺症が残った場合も最大100万円の保険金を受け取ることができます。

審査難易度は?

楽天PINKカードの審査難易度は楽天カード同様であまり厳しくはありません。年収が100万円程度の方でも申し込みや発行を難なく行えます。楽天カードの場合、フリーターや派遣社員の方でもカードを持つことができたとの声がネット上には数多くあります。楽天PINKカードも同じく、主婦の方でも申し込み・発行は可能です。

選べる国際ブランド!

ブランドは楽天カードと同じく、JCB、VISA、Mastercardの3種類があります。ブランドごとの相違点としては加盟店数や電子マネー・カードのデザインなどがあります。JCBを選ぶとJCB PLAZAなどのJCBカード特典が利用できます。VISAとMastercardは世界中の加盟店数が非常に多いため、幅広いシーンでのカード決済が可能です。ちなみにクレジットカードの売上高の世界シェアはVISAが56%と半数以上を占めており、その下にMastercard、UnionPay、Amex、JCBというように続いています。

使える電子マネー

使える電子マネーはブランドによって異なります。

Mastercard

au WALLETはチャージ可能です。Apple Payはネット・アプリ決済やWalletアプリでのSuicaのチャージが可能です。その他ポイント付与の電子マネーとしては楽天Edyがあります。

JCB

au WALLETはauかんたん決済か楽天バーチャルプリペイドカードを経由した場合のみチャージ可能です。Apple Payはネット・アプリ決済やWalletアプリでのSuicaチャージが可能です。その他のポイント付与の電子マネーとしては楽天Edy、ANA JCBプリペイドカード経由でのモバイルSuicaがあります。

VISA

VISAはau WALLETのチャージは可能です。Apple Payはチャージ不可となっています。ポイント付与の電子マネーは楽天Edyのみです。

ポイント還元率!

楽天PINKカードは基本的には100円につき1ポイント貯まります。還元率は1%となっています。公共料金や携帯電話の通信料、税金、保険料等の支払いの場合も満額ポイントを得ることができます。また、ポイントは税抜ではなく税込で付与されるので、効率的にポイントを貯めることができます。さらに楽天PINKカードは頻繁にポイントアップのキャンペーンを行っているので、その度にポイント還元率は増加します。

楽天PINKカードの締め日と引き落とし日

楽天PINKカードは月末締めで、引き落としは翌月の27日となっています。

楽天PINKカードは他クレカと比較してここが違う!

大きな相違点としては、女性向けの保険が充実していること、付帯サービスをカスタマイズできることがあげられるでしょう。どちらも女性にとっては非常に嬉しい点であると言えます。

楽天PINKカードのデメリット

デメリットとしては大きく分けて2つあげられるでしょう。一つ目は、少額とは言えど有料のサービスなどが多いことです。サービスをカスタマイズできるのはいいことですが、そのサービス一つ一つにお金がかかるようだと、なるべくコストを下げたい方にとっては使いづらいカードとなってしまうでしょう。二つ目は、楽天PINKカードの特徴と言える点ですが、カード面の色がピンクしかないことです。これは意外にもデメリットといえるかもしれません。ピンクはやはり派手ですし、この色が楽天PINKカードの特徴となっているので逆に持ちにくいと感じる方もいるようです。しかし以上のことを除けばやはり女性にとってはなかなか使い勝手のいいカードなのではいでしょうか。

楽天PINKカードの口コミと評判

30代・女性

子どもの損害補償が安く付けられるので利用を決めた。楽天をよく利用するのでポイントに関しては満足。しかしデザインが致命的で残念。

30代・女性

Rカフェのドリンク半額クーポンが嬉しい。ポイントが楽天市場のふるさと納税で利用できるようになったのも良い。ポイントキャンペーンは多いが失効が早いのが難点。

20代・女性

女性向けの保険が多く非常に頼もしい。このカード一枚でさまざまなシーンでの補償が可能なので、安心して日常生活を送れる。

こんな人に楽天PINKカードはおすすめ!

楽天PINKカードをおすすめしたい人とは、様々なカスタマイズサービスを自分なりにうまく使いこなせる人、ピンク色のデザインに好感を持つ人です。サービスのカスタマイズは自由である反面、効果的に利用するのは少し難しいかもしれません。そんなサービスを、自分に最も利益があるように組み立て、利用できることがこのカードを持つには必須だと思います。また、独特のピンクのデザインですが、このピンク色のデザインが気に入らないという方は意外にも多いです。この特徴的なデザインを受け入れることも必要かもしれません。しかし以上の二点にだけ当てはまれば後はどんな方でも使いやすいカードだと思います。女性の方はぜひ検討してみてください!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする