クレジットカードの国際ブランド選びで迷ったら、とりあえずVISAにしておけば問題ないと言って良いくらいです。
世界で最もシェア率の高いVISAであれば、国内であろうが外国であろうが場所を問わずクレジットカードを使うことができるからです。
しかしVISAカードとなると本当にたくさんの種類があるので、比較するのは非常に難しい作業です。
どのカードが良いのか?という考えで選ぶよりも、どのような目的で使うのかを踏まえそこから比較した方が早いでしょう。
そこで今回はVISAカードを目的別で比較した中から、おすすめのクレジットカードをご紹介していきたいと思います。
目次
仕事でもプライベートでも使えてセキュリティーも充実!三井住友VISAデビュープラスカード
三井住友カード株式会社が発行している三井住友VISAカードは、ビジネスシーンでもプライベートでも利用できる、どこに出しても恥ずかしくない確かなブランド力を持ったクレジットカード。
日本で初めてVISAカードを発行したのが三井住友カード株式会社なので、国内でVISAカードを発行しているカード会社の中でも最大手となっています。
三井住友VISAカードの中で初めての方に最もおすすめなのはデビュープラスカード!
三井住友VISAカードは種類も多く様々なクレジットカードが提供されています。
- 三井住友VISAクラシックカード
- 三井住友VISAクラシックカードA
- 三井住友VISAデビュープラスカード
- 三井住友VISAアミティエカード……etc.
この中で初心者向けとしておすすめなのが三井住友VISAデビュープラスカード。
こちらは18歳~25歳までの方が対象となっているクレジットカードで、年会費が簡単に無料となる上に非常に充実した会員特典を利用することができる優れものです。
高性能なのに実質年会費無料で使える!若者に嬉しい特典が満載
三井住友VISAデビュープラスカードは初年度無料で2年目以降は1,250円+消費税の年会費が発生しますが、1年に1回利用すれば翌年度以降も年会費が無料となりますので、誰でも簡単に年会費無料のクレジットカードとして利用できます。
また審査も比較的通りやすく社会人や自営業の方はもちろん、フリーターや個人に安定した収入のない学生でも、高校を卒業しており保護者の同意さえあれば発行することができます。
入会後は3ヶ月間ポイント5倍!それ以降もポイント2倍で利用できる
三井住友VISAデビュープラスカードは年会費がお得なだけではありません。三井住友の一般カードだとポイント還元率は0.5%ですが、こちらのデビュープラスカードはずっと還元率が2倍の1.0%となるので、少額の支払いでもポイントが貯まりやすいというメリットがあります。
さらに新規入会特典で入会から3ヶ月間はポイントが5倍に!2.5%という他社カードと比較しても驚異の高還元率カードとして利用することができます。
国際ブランドのVISAも認めた強固なセキュリティー
これまで現金での支払いに慣れている人にとっては、クレジットカードでの支払いは少し不安もあると思います。
昨今では顧客情報の流出も社会問題になっているし、カード払いするならできればセキュリティー面でも信頼性の高いカード会社を選びたいですよね。
三井住友VISAカードはセキュリティーが充実しているクレジットカードとしても有名です。
24時間365日可動の独自の不正検知システムを設けているほか、カードを不正利用された際に届け出れば60日前までさかのぼって補償が適用されます。
そのほかワンタイムパスワードや顔写真付きのクレジットカードも発行することができ、国際ブランドの提携元であるVISAからも評価されるほどのセキュリティーを誇ります。
高還元率のクレジットカードなら楽天カード!さらに海外旅行保険も付帯!
ネット通販特に楽天市場をよく利用している方におすすめのクレジットカードが楽天カードです。
こちらも国際ブランドでVISAを選ぶことができ、さらに通常のポイント還元率が高いので、まさに買い物をする場所を選ばず利用できるカードとなっています。
顧客満足度調査では2018年現在も含め、長年連続で1位を獲得しており数あるVISAを選択できるクレジットカードの中でも高い人気を誇っています。
楽天カードはずっと年会費無料!審査ハードルも比較的低くて発行しやすい
楽天カードの年会費は完全永年無料で家族カードも同様に無料で発行することができます。
ETCカードは残念ながら540円の年会費がかかりますが、ポイントが貯まりやすいクレジットカードですので容易に元を取ることが可能です。
楽天カードは流通系に分類されるカードであることから、審査も比較的容易に通貨することができます。
学生のほか専業主婦/パート/アルバイトの方も発行できますので、年会費無料のカードであることも相まって気軽に申し込みできる間口の広さがあります。
公共料金の支払いでもポイントが貯まるので日々の支払いで広く使っていける
楽天カードと言えばポイントが貯まりやすいクレジットカードとして有名です。
まず通常還元率が1.0%であることがやはり大きいでしょう。平凡な性能のカードである場合は大抵0.5%なのですが、楽天カードはどこで使ってもその2倍となる1.0%のポイント還元を受けることができます。
しかも電気/ガス/水道などの光熱費から、都市/地方公共団体の税金や国民年金保険などの支払い時にもポイントが還元されます。
SPUやタイムセールなどポイントがザクザク貯まる特典が豊富!
楽天市場では楽天カードを利用することでさらにポイント還元率をアップできるお得な特典・スーパーポイントアッププログラム(SPU)が用意されています。
楽天カードを使ってお買い物をすると+1倍のボーナスポイントに加え、ショップでのポイントとしてさらに+1倍となり合計で3倍のポイントアップです。
また楽天市場のスマホアプリを経由してのお買い物で、さらに+1倍のボーナスが付加され4倍の還元、楽天銀行での引き落としにした場合はさらに+1倍で合計5倍になります。
これに加えさらに楽天スーパーSALEを利用すれば10%以上の還元を狙えるほか、お得なキャンペーンが定期的に開催されており、楽天カードは他社カードと比較してもポイントシステムの充実度が頭一つ抜けていると言えます。
年会費無料のカードなのに充実した海外旅行保険が付帯!
お買い物でお得になるイメージが強いクレジットカードですが、実は海外旅行保険も利用付帯で付いています。
利用付帯の場合は宿泊費や交通費をカードで支払うと適用できます。楽天カードの海外旅行傷害保険は最高2,000万円です。
楽天カードの海外旅行傷害保険(利用付帯)
本人会員 | |
---|---|
傷害死亡 | 2,000万円 |
後遺障害補償 | 2,000万円 |
傷害治療補償 | 200万円 |
疾病治療補償 | 200万円 |
救援者補償 | 200万円 |
携行品損害補償 | 20万円 (自己負担3,000円) |
賠償責任 | 2,000万円 |
楽天カードの海外旅行傷害保険の補償内容は、他社カードと比較しても充実していると言えるレベルです。
近年では年会費無料のクレジットカードでも海外旅行保険が付帯している場合もありますが、せいぜいが50万円から100万円程度といったところなのに対し、楽天カードでは補償内容のほとんどがそれぞれ200万円以上の金額に達しています。
とくに傷害治療費用と疾病治療費用は現地で病院にかかった場合の補償になる上に、海外の病院費用は軽く100万円を超えることも珍しくないので、補償の中でも特に重要な項目となります。
補償額の金額は大きいことに越したことは無いので、利用付帯であっても是非利用したい海外旅行保険であることは間違いないでしょう。
ANA VISA Suicaカードはお得にマイルが貯まるクレジットカード!
ANAカードの中でもコスパ良くマイルを貯められるのがこちらのANA VISA Suicaカード。
こういったマイルを貯められるクレジットカードの場合、年会費もそれなりにかかる傾向があるのですが、ANA VISA Suicaカードは割引き特典を利用することができます。
年会費は初年度無料!さらに最大1,249円割引きで年会費が超お得に!
ANA VISA Suicaカードの年会費は初年度無料、2年目以降は2,000円+消費税の年会費が発生しますが、以下の条件を満たすと年会費も割引きでお得にすることができます。
- Web明細を利用する→年会費が500円割り引きで1,500円に(税抜き)
- マイ・ペイすリボに登録する+年1回以上カード払いをする→年会費が1,249円割引で751円に(税抜き)
マイ・ペイすリボは自動的に支払いがリボ払いとなりますが、支払いを利用限度額の全額に設定しておくことで、全て1回払いにすることができ手数料を無料にすることができます。
このテクニックを使えばリボ払いのデメリットも解消することができ、年会費を大幅に安くすることも可能です。
またANA VISA SuicaカードはETCカードの年会費も年に1回の利用で無料にすることができます。
10マイルコースでポイント交換時のマイル付与率が1.0%に!
ANA VISA Suicaカードには10マイルコースと5マイルコースを選ぶことができます。
カードを貯めたポイントをANAマイルに交換する際には、どちらかのコースを選択しておく必要があります。
交換レート | マイル付与率 | 移行手数料 | |
---|---|---|---|
10マイルコース | 1ポイント→10マイル | 1.0% | 6,000円+消費税 |
5マイルコース | 1ポイント→5マイル | 0.5% | 無料 |
交換レートは10マイルコースの方がお得になります。代わりに毎年6,000円+消費税の移行手数料がかかりますが、マイル移行をしなければ手数料は発生しません。
マイルの交換を自動移行ではなく応募方式の移行方法にしておけば、移行しなかった年度の手数料を節約することもできます。
カードを使えば使うほどマイルが貯まる特典が充実!
ANA VISA Suicaカードでは前述したマイ・ペイすリボを利用することで、年会費がお得になるだけでなくさらにマイル付与率もアップします。
こちらのクレジットカードではマイ・ペイすリボに登録した状態で、リボ払い請求が発生するとマイル付与率が+0.3%の1.3%になります。
またANA VISA Suicaカードは年間の利用額ごとに、ボーナスマイルの付与率がアップする仕様になっており、10マイルコース+マイ・ペイすリボを利用している場合は最大で1.39%のマイル付与率となります。
このほかセブンイレブンをはじめとしたANAカードマイルプラスの対象店舗では、100または200円のカード利用につき1マイルが付与されます。
入会時や継続時などのもれなくもらえるボーナスマイルも豊富!
他のマイルが貯まるクレジットカードと同じくANA VISA Suicaカードでも入会時や継続時などでボーナスマイルが付与されます。
- 入会ボーナス→1,000マイル
- 継続ボーナス→1,000マイル
またANA VISA Suicaカードでは通常のフライトマイルの他に区間ごとのボーナスマイルも付与されます。
ANAの航空機だけでなく提携航空会社の利用時にもマイルが付与されます。
このように年会費を最高1,249円割引きできるのにもかかわらず、これだけのマイルボーナスを得ることができるカードはANA VISA Suicaカードくらいです。
コスパの良さを重視するマイラーの方であれば是非検討していただきたいクレジットカードであると言えます。
クレジットカードを使うならVISAで作っておいて損はない
国際ブランドの中で一番のシェア率を誇るだけに、VISAを選べるカードはそれこそ無数にあります。
種類が多すぎて比較するのも選ぶのも難しいという方は今回の記事を参考に、どのような目的でクレジットカードを発行したいのかを考えてみると良いでしょう。
VISAは国内外問わず様々な場所で利用できる国際ブランドなので、メインカードもしくはサブカードに是非欲しいブランドであると言えます。
自分の目的/用途に合ったクレジットカードを比較して、コレと思えるものを是非選んでみてくださいね。