アメリカン・エキスプレス・カードにはメンバーシップ・リワード・プラスというポイントプログラムが提供されています。
こちらではカードで貯めたポイントをマイルに交換することも可能となっています。
交換先となるマイレージが豊富に揃っているところも使いやすいと言えるでしょう。
今回はアメリカン・エキスプレス・カードで利用できるメンバーシップリワード・プラスによるマイルのお得な利用方法についてご紹介していきたいと思います。
目次
アメリカン・エキスプレス・カードのポイント交換先はANAマイルがおすすめ!
アメリカン・エキスプレス・カードを使用すると初めから付帯している、メンバーシップ・リワードというポイントプログラムによって、カードの支払い金額に応じてポイントが貯まっていきます。
貯めたポイントをマイルに移行する際にも、こちらのメンバーシップ・リワードを使用するのですが、特にANAのマイレージを交換するときにおすすめの方法があります。
マイル交換するならメンバーシップ・リワード・プラスに加入しよう!
アメリカン・エキスプレス・カードにはポイントの交換レートを上げることができるメンバーシップ・リワード・プラスというサービスがあります。
メンバーシップ・リワード・プラスを利用するには、登録費用として年会費3,000円+消費税が必要となります。
こちらに登録するとポイントの有効期限が無期限になるほか、マイルの交換レートが通常よりも大きくアップするという特典が付くのです。
メンバーシップ・リワード・プラスで交換レートの還元率が0.5%アップ!
通常のメンバーシップ・リワードは無料での加入となるのに対し、メンバーシップ・リワード・プラスは有料となるので、登録するのに対して躊躇してしまう人もいるでしょう。
しかしメンバーシップ・リワード・プラスに加入することで、ANAマイルの交換レートが以下のように変化します。
メンバーシップ・リワード | メンバーシップ・リワード・プラス | |
---|---|---|
交換レート | 2,000ポイント→1,000マイル | 1,000ポイント→1,000マイル(ANA) |
還元率 | 0.5% | 1.0% |
このようにポイントの交換先がANAである場合、メンバーシップ・リワード・プラスに加入した上で交換すると、通常では2,000ポイント→1,000マイルのところを1,000ポイント=1,000マイルという高レートになるのです。
還元率にして0.5%の大きな差がありますね。アメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントを交換するのであれば、ANAマイルはかなりおすすめの交換先と言えるのです。
アメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワード・プラスを無駄なく利用する方法
アメリカン・エキスプレス・カードでマイルをこれだけお得に交換できるなら、メンバーシップ・リワード・プラスを活用しない手は無いですよね。
しかしメンバーシップ・リワード・プラスでは年会費3,000円+消費税がかかります。
マイレージを利用しない年にまでお金を払うのはもったいないと思う方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のためにここではアメリカン・エキスプレス・カードで、メンバーシップ・リワード・プラスを効率良く利用する方法についてご紹介しましょう。
マイルに交換するときだけメンバーシップ・リワード・プラスに登録!
アメリカン・エキスプレス・カードのメンバーシップ・リワード・プラスはいつでも登録/解約できます。
よって無駄に年会費を払いたくないという方は、ポイントをマイルに交換したい年だけ加入しておき、年会費が更新される前に解約してしまえば無駄を無くすことができるというわけです。
メンバーシップ・リワードのポイントは3年後に失効する点に注意!
このようにして必要なときにだけメンバーシップ・リワード・プラスに登録するという方法がありますが、一つ注意しておきたいのが通常のメンバーシップ・リワードのままだとポイントに有効期限があるという点です。
入会から1年以内に貯めたポイントだと3年以内に利用しないと、失効となってしまいますので気をつけるようにしましょう。
ただし3年以内に一度でもアメリカン・エキスプレス・カードのポイントを交換すれば、有効期限が無期限になりますのでポイントを何かと交換しておけば大丈夫です。
アメリカン・エキスプレス・カードの改悪!?ANA以外のマイル交換では還元率が0.8%に
アメリカン・エキスプレス・カードで貯めたポイントの交換先としてはマイルがおすすめとなっていました。
しかしこれまで良レートで交換できていたのが、2017年4月1日から交換レートが変更になり、ANA以外の航空会社ではレートが下がるという仕様になってしまいました。
ポイントプログラムの改訂でANA以外は交換レートが下がることに
アメリカン・エキスプレス・カードでは以前はどの航空会社でも、同じレートで交換できたのですがメンバーシップ・リワード・プラスに改訂が入ったことにより、ANAの還元率は1.0%でもその他の海外提携航空会社では、還元率がマイナス0.2%の0.8%に下がってしまいました。
ANA | その他提携航空会社 | |
---|---|---|
交換レート | 1,000ポイント→1,000マイル | 1,250ポイント→1,000マイル |
還元率 | 1.0% | 0.8% |
これにより現在ではアメリカン・エキスプレス・カードでポイントをマイルに交換するならば、ANAが一番おすすめの交換先となっています。
アメリカン・エキスプレス・カードでANAマイルを効率よく使っていこう!
アメリカン・エキスプレス・カードのポイントプログラムにはたくさんのポイント交換先が用意されていますが、1対1のレートで交換できるので飛行機をよく利用するなら、ANAマイルが最もおすすめと言えるでしょう。
年会費が3,000円+消費税かかっても還元率が0.5%もアップするのはやはり大きなメリットです。
またANA SKY コインに交換すれば有効期限が1年延長となるので、ANAマイルの有効期限が切れそうなときにも便利ですし航空券の購入もできます。
ANAマイラーの方であれば是非アメリカン・エキスプレス・カードで、ANAのサービスをお得に使い倒していただきたいと思います!