クレジットカード詐欺の被害者に!被害額は全て補償されるのか

老夫婦とクレジットカード

まさか、自分がクレジットカード詐欺の被害者になるなんて誰も想像できませんよね。クレジットカード詐欺の被害額は年々増加しているのです。

そこで、クレジットカード詐欺にあった場合、全額補償されるのか?

結論からいうと、全額補償されるには条件があるということです

この記事では、クレジットカード詐欺にあった場合の補償や対処法について紹介していきます。

他人事だと思わないで読んでみてください。

クレジットカード詐欺の実態

自分がクレジットカード詐欺の被害者になんてなるわけないと考えている方は気をつけましょう。

クレジットカード詐欺の被害額は年々増加しています。

被害報告が届けられてわかっている範囲でも、平成26年114.5億円、平成27年120.9億円、平成28年 142.0億円、平成29年236.4億円となっています。

ここ4年間で2倍近く上がっているんです。みなさんも他人事だと思わないで、被害者にならないために気をつけましょう。

覚えのないクレジットカードの請求があっても一度確認

身に覚えがない請求が届いたとしても、本当に不正利用なのかどうかを見定めましょう。

クレジットカードには、盗難補償がついていることが多いです。なので、不正利用などのクレジットカード詐欺にあった場合は、慌てずに対応しましょう。

1:利用明細書のチェック

書いてある日付が店舗によって異なっている場合があります。決済をした日からかなり遅れたタイミングで請求が来るケースもあるのです。

ほとんどの店舗では、クレジットカードが利用されると、その売上げがすぐに計上されますが、経理手続きに時間がかかる会社では、クレジットカード会社の締日に間に合わないこともあります。

締め日までに、店舗から売上票が届かないと、クレジットカード会社は利用者に請求できないので請求が先延ばしになる可能性もあるのです。

2:身内が使ったかどうか

基本的に、クレジットカードの所有者以外にそのカードを使って買物をすることはできません。家族であっても同様です。

しかし、自分で購入した記憶がなくても、実際には家族がインターネットショッピングで購入していたというケースもあると思います。一度。家族にカード決算をしたかを尋ねましょう。

3:実際に利用した店舗名と支払い先名の表記違い

利用明細書に、行ったことがない店舗名が書かれていた場合、不正利用だとすぐに思わないように!

クレジットカード会社に登録されている名前が、実際の店舗名ではないことがよくあるのです。

これだけ確認しても、支払った記憶がない場合、詐欺の可能性が高いといえます。

クレジットカードの補償が適応されないケース

  • カードを家族に貸して使用した場合
  • 使用者に落ち度がある場合
  • 補償期間内に対応しない場合
  • 暗証番号が使用された場合

クレジットカード詐欺にあったとしても、自らに落ち度があった場合、補償適応外になることがあります。

クレジットカードは、本人以外利用しない。家族に渡すなら家族カードを発行するようにしましょう。

また、カード明細を常にチェックするようにしましょう。明細をチェックしていないと、不正利用されていた場合でも補償期間が過ぎている場合があります。

最後に、クレジットカードの暗証番号は、誰にも教えないようにしましょう。また、むやみに暗証番号を入力しないようにしてください。

インターネットショッピングで、カード番号を入力することがあっても、暗証番号を入力することは少ないので、暗証番号の入力を求められたら、そのサイトは疑うようにしましょう!

クレジットカード詐欺の可能性が高い場合

クレジットカード詐欺の疑いが高い場合、早急にクレジットカード会社に連絡しましょう。今後の流れを説明してもらえます。

警察に被害届を提出したり、手続きがいろいろと大変なので、聞きながら対応するのがおすすめです。

正しい対応をしないと、補償してもらえない可能性があるので注意しましょう。

クレジットカードはどのように不正利用されるの?

クレジットカード犯罪には主に「番号盗用」と「偽造カード」の2つの手口があります。近年主流となっているのは、番号盗用です。

番号盗用とは

番号盗用とは、クレジットカード番号と有効期限を盗み取り、悪用するもの。

カード番号をスキミングしたり、フィッシングメールを送ることでカード番号を入力させるなど様々な手口で番号を抜き取ります。

抜き取った番号を、他のサイトに入力し、カードの所有者になりすまして不正利用されるのです。

インターネット取引では、取引側も購入者の姿を確認できない上に、不正利用であるかどうかを判断しずらくなるのです。

最近で、Amazonギフト券やiTunesカードなど、形に残らないものが不正利用によって購入されています。

不正購入した商品も含め、全てネット上で完結できるのでバレにくくなるのです。

また、不正利用は少額での被害が多い。少額な利用だと、所有者も気づきにくくなるからです。

年々クレジットカード犯罪の被害件数は増加しています。そこで、この記事ではクレジットカード犯罪の全貌と、被害に合わないための方法を紹介します!

クレジットカード詐欺を防ぐ方法

現金を使って支払うのが一番の解決策!なのですが…

そんな解決策では誰も納得しないですよね。

この記事では、クレジットカードを使う上で最低限気をつけてもらいたいことをいくつか紹介します。

利用していない不要なカードを解約する

ついつい新しいクレジットカードを発行すると、古いクレジットカードを放置していませんか?

年会費無料だからといって放置しておくと、過去に利用した履歴からカード番号を盗まれ、不正利用されてしまう可能性があります。

利用していないクレジットカードは、すぐに解約すようにしましょう。

明細書を毎月確認する

毎月、クレジットカードで支払ったレシートを管理しておき、明細書が届いたら照合させてください。そうすることで、身に覚えのない請求が届いていたとしても気付けるでしょう。

少額の不正利用でも、何ヶ月も気づかずに不正利用され続けると、多額の金額になってしまいます。

少しでも早く不正利用に気づくことが重要です。

インターネットショッピング専用のクレジットカードを使う

インターネットショッピングは、クレジットカード番号をスキミングされる危険が1番高いです。

そこで、メインカードではない、インターネットショッピング専用のクレジットカードを用意しておくことがおすすめです。

エポスバーチャルカードなど、インターネットショッピングに特化して、セキュリティや補償が整っているクレジットカードがあるので、そのようなカードを1枚持っておくのも良いですね。

エポスバーチャルカードとは?

epos-ba-charuエポスカードにプラスしたインターネットショッピング専用のクレジットカードです。

一度エポスカードを作ってしまえばいつでも新しいカード番号が発行でき、その番号の利用中止もすぐにできます。

また、ショッピングのたびに利用限度額を設定できるのでとても安全です。もちろん、通常のエポスカードと同様にポイントも付きます。

発行手数料も無料なので気になる方は是非調べてみて下さい。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする