オリコカードで発行されているクレジットカードの中でも、非常に高い人気を誇っているのがOrico Card THE POINTというカードです。
どこでも還元率が1%でありさらにネットショッピングでも還元率2倍以上で使えるなど、性能としては流通系カードに分類されるので、発行難易度はそれほど高くはないと言えます。
しかしたとえOrico Card THE POINTが作りやすいカードであったとしても、発行するには審査をクリアすることが必須となります。
今回はOrico Card THE POINTを発行したいと思っている方のために、審査の前に知っておきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。
目次
Orico Card THE POINTでも審査に落ちてしまう可能性はゼロではない
前述のとおりOrico Card THE POINTの審査は厳しいというほどではなく、多くの人が発行できるクレジットカードとなっています。
しかしそういった評判のカードであっても、入会できなかったケースは決してゼロというわけではありません。
実のところ他社のステータスカードを持っている人が、Orico Card THE POINTの審査は通らなかったという例もあります。
それではOrico Card THE POINTを発行できない可能性がある人にはどういう特徴があるのでしょうか。
Orico Card THE POINTを発行できない可能性がある人
- 過去5年の間に金融サービスの支払いを延滞したことがある
- 半年以内にOrico Card THE POINT以外のカードに申し込みしている
- Orico Card THE POINTを発行する以前から借金を抱えている
過去5年の間に金融サービスの支払いを延滞したことがある人
Orico Card THE POINTの審査では申込者の信用情報から入会者を選別しています。
信用情報とはクレジットカードやキャッシングなどの金融サービスを利用した履歴であり、個人個人の履歴が信用情報機関のデータベースに記録されています。
Orico Card THE POINTを発行しているオリコカードをはじめとしたカード会社は、新規入会の申し込みがあった際に必ず、この信用情報を見て申込者の支払い能力を判断します。
支払いで延滞を起こしていると信用度が大幅に下がってしまう
もし過去の信用情報に支払いの延滞が頻繁に発生していた場合、その人にカードを発行しても支払いをしてもらえない可能性が高いと判断されます。
延滞が発生しているといっても数年の間に1回か2回程度なら、まだ許容の範囲ですが1ヶ月に1度などの短いスパンで延滞が発生しているほど、Orico Card THE POINTの審査に通るのは難しくなるでしょう。
延滞の記録は信用情報に2年～5年間記録される
信用情報の履歴は永遠に残るわけではなく、個人の支払い記録が保存されるのは2年～5年間です。
より具体的に言いますとクレジットカードの支払い状況に関しては2年間、解約したカードの支払い実績は5年間残る仕組みになっています。
とはいえ延滞に関する基準はカード会社によって異なるようなので、少し支払いが遅れても必ずしも延滞になるとは限りません。
たとえば支払日に入金できなくても、その後ただちに入金すれば延滞にならない場合もあります。
61日間延滞するとブラックに！支払日は必ず厳守すべし
もし支払日から61日過ぎても入金されなければ、ブラックリスト扱いになります。
こうなると5年間新しいクレジットカードを作れなくなり、Orico Card THE POINTの審査にも落ちてしまうので、いずれにしても金融サービスの利用では延滞を起こさず、信用情報をキレイに保っておくことをおすすめします。
半年以内にOrico Card THE POINT以外のカードに申し込みしている
Orico Card THE POINT以外のカードに多重申し込みしていると、審査に落ちるどころか悪質行為に見なされる可能性があります。
信用情報ではクレジットカードの使用履歴だけでなく、どこのカードに申し込みしたかも履歴として記録されます。
実はカード会社は短期間に複数のカードに申し込みする行為を嫌がる傾向にあるのです。
他社カードの審査に落ちてからすぐに申し込みするのはNG！
別のカード会社の入会できなかったからといって、すぐにOrico Card THE POINTを発行しようとするのはやめましょう。
基本的にカード会社は申込者の信用度を信用情報などの個人記録でしか判断できません。
他のカード会社に断られた記録があると、たとえ申込者に身に覚えがなかろうが、何か良からぬ理由があるからなのではないかと確実に疑いを持たれます。
Orico Card THE POINTの場合も同じように、最悪審査落ちすることもあります。
短期間でたくさん申し込みすると経済能力が疑われる！
また他社のクレジットカードに入会してからすぐに、Orico Card THE POINTに申し込みするのもやはりおすすめできません。
短期間での申し込みが発生していると、カード会社からはお金に困っているからなのでは？と疑われてしまいます。
新規申し込みは少なくとも半年に1回くらいがベスト
このように短期間に複数のクレジットカードに申し込みすると、Orico Card THE POINTのみならず他社カードでも評価が下がりますので慎むようにしてください。
クレジットカードへの申し込み記録は6ヶ月間保存されますので、カードへの申し込みは半年に1回くらいが理想と言えます。
もしOrico Card THE POINTの審査に通らなかったとしても、再チャレンジする場合は半年くらいの期間は空けるようにしてくださいね。
Orico Card THE POINTを発行する以前から借金を抱えている
Orico Card THE POINTの審査ではキャッシングなどからの借入額が多い場合も不利なってしまいます。
信用情報ではキャッシングやローンでの借り入れも照会することができ、申込者がどれくらいの負債を抱えているのか、また年収と照らし合わせて現在の経済状況も確認します。
年収に対して借り入れによる支払い負担が大きい場合、延滞が頻繁に起こっている場合は、Orico Card THE POINTでの支払いにも不安が出ると判断されるでしょう。
負債はなるべく減らしキャッシング枠はゼロにしておく！
負債の支払いが収入の中で大きな割合を占めている場合は、Orico Card THE POINTに申し込みする前になるべく負債を返済しておくことをおすすめします。
支払いで延滞を発生させていなくても、クレジットカードの審査では負債を減らしておくことに越したことはありません。
またOrico Card THE POINTでは申し込み時にキャッシング枠を設定することもできますが、負債を抱えている場合はカード会社から、支払い延滞のリスクを増やすのと同義と取られますので、キャッシング枠はゼロにしておくようにしましょう。
Orico Card THE POINTの審査に落ちないよう充分な準備を！
Orico Card THE POINTは年会費無料で学生も申し込みできるので、比較的発行しやすいクレジットカードであると言えます。
ただし信用情報に問題があるとたとえOrico Card THE POINTであっても、審査に落ちる可能性が高くなるので、心当たりのある方は事前に対策を講じておく必要があると言えます。
特に多重申し込みなどは何も知らないと、うっかりやらかしてしまう可能性が高いので、申し込みに際しての悪質行為についても入念に調べておくと良いでしょう。
今回の記事でご紹介した内容を参考に、Orico Card THE POINTをスムーズに発行できるよう準備しておきましょう！