クレジットカードの捨て方/不正利用されない正しい破棄をしよう

カードをハサミで切る

不要になったクレジットカード。あなたは、どうやって破棄していますか?

有効期限が切れているからといって、そのままゴミ箱に捨ててないですよね?

そのような処分は、今後しないでください。

今回は、正しいクレジットカードの処分方法について紹介します。

この記事を読んで、不正利用をされないように気おつけましょう。

使わなくなったカードは正しい方法で破棄しよう

有効期限が切れたカード、利用していないカードは、解約して正しい方法で破棄しましょう。

クレジットカードの不正利用は年々増加しています。

捨てたつもりが、悪用されて見に覚えがない請求が届くケースも実際にあるんです。

ここでは、クレジットカードの正しい破棄の方法について紹介します。

自宅で処分する事になった方は、ぜひ御覧ください。

正しい捨て方

クレジットカードの正しい捨て方は、ハサミやシュレッダーで細かく刻んでから捨てることです。

カードに記されているセキュリティーコードや、カード番号、名前など、見てもわからないくらいに刻みましょう。

刻み方も、1回~2回では足りません。

接着剤などでくっつけて、不正利用されるケースもあるからです。

誰がみても、そのカードから情報が漏れることがないくらいに刻むのがベストです。

目安として、以下の項目がわからないように刻みましょう。

  • 名前
  • 会員番号
  • 有効期限
  • セキュリティコード
  • 著名欄
  • 磁気ストライプ
  • ICチップ

数回に分けて処分する

細かく刻んだ後、数回に分けてそのカードを処分するようにしてください。

どれだけ細かく切り刻んでも、1つのゴミにまとまっていれば修復されてしまう可能性がありま。

数回に分けることで、99.9%修復されることはないでしょう。

明細書の処分も忘れずに

家計簿や利用金を確認するために、カードを破棄した後も明細書を残しておくのは辞めましょう。

明細書だけで不正利用されることはありませんが、購入したものや、時間など、様々な個人情報が記載されています。

クレジットカードを破棄したのであれば、一緒に明細書も刻んで捨てるようにしましょう

クレジットカードをそのまま処分する危険性

一般社団法人日本クレジット協会が発表した、

「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」

によると、年々クレジットカードの不正利用による被害は増加傾向にあります。

例えば、カード情報を盗み取るスキミングの被害にあうと、自分でカードを所有していても知らない間に不正利用される可能性があるのです。

クレジットカードの犯罪について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んで下さい。

年々クレジットカード犯罪の被害件数は増加しています。そこで、この記事ではクレジットカード犯罪の全貌と、被害に合わないための方法を紹介します!

正しい破棄をできれば、不正利用される可能性は限りなく0に近づくので、上記に述べた方法で破棄をしましょう。

被害にあってからでは、手遅れになんです!

ICチップと磁気ストライプは細かく刻む

磁気ストライプというのは、クレジットカードの後ろにある黒い一本線のことをいいます。

カード決済をするとき、ここから磁気を読み取って決算が行われます。

破棄するときは、この磁気ストライプが修復できないくらい切り刻むようにしましょう。

くっつけたときに、少しでも間があけば利用できません。

また、忘れては行けないのが、ICチップも切り刻むことです。

ICチップは、カードの表面にある、金や銀の正方形部分に埋め込まれています。

このチップには、カード情報が記録されており、正しく破棄をしないと不正利用されてしまう可能性があります。

簡単にチップもハサミで切れるので、処分を忘れずに。

マグネットはできるだけ使わない

強力なマグネットで、磁気やICチップを挟んで、利用できなくする方法があります。

しかし、この方法は、本当に利用できなくなったのか自分では確認できません。

なので、破棄するときはできるだけハサミで刻むようにしてください。

クレジットカードの解約方法

クレジットカードは簡単に解約することができます。

カード会社に連絡し、解約するとお伝え下さい。

カード番号や個人情報を確認し、すぐに解約をすることができます。

一部のカードでは、解約金が発生するものもありますが、ほとんどのカードは無料で解約できます!

注意点:クレジットカードを解約

カードを解約する上で、注意すべき点があるので、紹介します。

ポイントがなくなる

クレジットカードを解約すると、貯めていたポイントがなくなってしまいます。

解約時に電話で伝えられることもありますが、事前に承知しておいてください。

Tポイントや、楽天ポイントなど、アカウントにポイントが貯まるものは、そのまま利用できます。

自分のカードのポイント形式を確認し、解約前に使い切るかどうかを決めましょう。

発行直後の解約は危険

クレジットカードを発行直後に解約することは危険です。

入会特典だけが目的だと判断されて、信用情報に傷がついてしまいます。

一度発行したカードは、半年は所有しておいてください。

年間費無料のものであれば、利用しない限り料金がかかることはありません。

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