毎月支出する金額って全然違いますよね。友人の結婚式は祝福したいけど、月に2回も3回もあるとご祝儀台が…
なんてことがあるのではないでしょうか。
こんな時に、毎月の支払いがいくら利用しても統一されるリボ払いは救世主です。
しかし!実はリボ払いほど金利が高く、返済が困難になる制度はないんです。
この記事では、リボ払いとはどのようなものなのかを徹底的に紹介します。
さらに、リボ払いにした場合の返済シミュレーションをしてみます!
目次
リボ払いってどんな制度なの?
まずは、リボ払いについて簡単に紹介します。
リボ払いとは、毎月の支払い額を一定にすることが出来ます。
なので、使いすぎても、翌月生活が苦しくなるような心配はありません。
分割払いと1番異なる点は、この支払額が変わらないという点で、今月10万利用して、来月20万利用したとしても、月々の支払額は1万円で変わらないのです。
もう少しリボ払いについて詳しく紹介していきます。
リボ払いは2つの種類がある
リボ払いには、残高スライド方式と定額方式の2つに分けることが出来ます。
残高スライド方式は、前もって決められている残高に応じて、毎月の支払額が増減する方式です。
一方、定額方式は、支払い残高に関係なく、毎月の一定額の支払う方式です。支払い残高が増えても毎月の元本返済額は変わりませんが、支払い期間が延びて、その期間は手数料がかかってしまいます。
リボ払いにする方法
リボ払いにする方法はいくつかあります。
- 事前登録型リボ
- リボ専用カード
- 店舗選択リボ
- あとからリボ変更
以上の4つの方法があります。
事前登録型リボは、あらかじめリボ払いに支払い方法を登録し、利用した分は全てリボ払いになるというものです。
リボ専用カードは、ACMasterCardなど、支払い方法がリボ払いに限定されているカードです。
店舗型選択型リボは、利用時に販売店で支払い時にリボ払いを選択するとなります。
あとからリボは、インターネットなどで、あとから支払い方法を変更する方法です。
もし来月の支払いが払えない方はリボ払いにするのも良いかもしれませんね。
リボ払いは返済が終わらない
リボ払いは、利用すればするだけ支払い期間が延びていきます。
毎月返済している金額には、利息分も含まえているので、思っているよりも元金が減っていないなんてこともあるのです。
例えば、リボ払いで、月々5000円返済するとします。そして月々10000万円の買い物をリボ払いにしたら、毎月5000円が元金としてあまります。1年後には、元金はいつの間にか6万円になっているのです。
この支払を終えるには、1年間リボ払いをやめる必要あ出てきます。
どうでしょうか。いつの間にか元金が膨れ上がっているなんて怖くないですか?
リボ払いの利息は高額
クレジットカードの支払いで、一括払いとボーナス払いは利子がつきません。
しかし、分割払いとリボ払いは利息がついてしまいます。
クレジットカードの金利は年率15.00%と非常に高く、この金利は消費者金融でもなかなかありません。
では、月々かかる利息はどのように決まるのでしょうか。
リボ払いの利息を計算してみよう
リボ払いの月々の利息は下記の計算式で決まります。
利用残高×手数料率÷365日×30日
つまり、残高が多いほど利息は多くなります。
例を見てみましょう。
例えば、50000円の洋服をリボ払いで月々5000円返済します。金利は15%です。
利息は616円です。つまり、約4300円しか返済できていないのです。
翌月また50000円リボ払いにすると、残高は円。利息は約1200円。なんと、3800円しか元金が減りません。
あなたはリボ払いを支払い終えれると思いますか?
常にクレジットカード利用額をチェックしよう
クレジットカードの利用額を常にチェックすることが重要です。
リボ払いにしてしまうと、カードをいくら利用しているのか、またリボ払いの残高はいくらあるのかについて、把握できなくなってしまうんです。
そのような状況になってしまうと、金銭感覚が麻痺して、いくらでもクレジットカードを利用してしまいます。
ホームページやアプリで利用額や、リボ残高をチェックし、現状を把握しましょう。
海外でクレジットカードを利用する場合はリボ払い
海外でクレジットカードを利用する場合、一括払いかリボ払いしか選択することが出来ません。
カードを発行する時点で、海外での支払い方法について契約しているはずなので、一度確認しましょう。
リボ払いで支払うつもりじゃなかったのに…といったことが起きないようにしましょう。
出来ればリボ払いではなくほかの支払い方法に
リボ払いは金利も高く、最終的に支払う額はどの支払い方法よりも高くなってしまいます。
確かに、支払い期日を遅らせたかったり、毎月一定の支払いをシたい方にとっては便利な制度なのかもしれませんが、計画的な返済が出来る人でなければ、リボ払いは利用しないことをおすすめします。