クレジットカードの機能は、大きく分けてショッピング機能とキャッシング機能の2つに分けることができます。
普段みなさんが買物でクレジットカードを利用するのは、ショッピング機能です。一方、クレジットカード会社から現金でお金を借り入れるのが、キャッシング機能です。
この記事では、クレジットカードの機能について、徹底的に紹介します!
これからクレジットカードを発行しようとしている方は、ぜひ読んで参考にしてください。
クレジットカードに求めるものはなんですか?自分に最適なカードの選び方
目次
ショッピング機能とキャッシング機能の違い
まず初めに、ショッピング機能とキャッシング機能の違いについて紹介します。意外にこの2つの機能の違いについて理解していない方はいるのではないでしょうか。
ショッピング機能とは
クレジットカードが利用されている機能の9割以上が、ショッピング機能です。
お店などで現金を支払わず、カード払いをして、後日カード会社から請求がくるという仕組みです。
利用した金額によってカードのポイントが貯まるので、お得に買物をすることができます。
他には、公共料金や、家賃の支払い、高速道路(ETC)などをクレジットカードで支払っているのも、このショッピング機能なんです。
支払い方法として、一括払い、分割払い、リボ払いがあります。
キャッシング機能
キャッシング機能とは、クレジットカード会社から直接現金を借り入れる機能です。
専用ATMにキャッシング機能のついたクレジットカードを入れ、借り入れます。
どうしても現金払いが必要なときに便利な機能です。
ショッピング機能とは違い、借り入れた金額に応じてポイントは貯まりません。
また、少額のキャッシングであっても、利子を上乗せして返済しなくてはいけません。この利子は、金額に応じて大きさと、借り入れた時間によって高くなってしまいます。
手軽に現金を手にできるキャッシング機能ですが、利用しすぎはきおつけましょう。
キャッシング機能は申込時に設定
全てのクレジットカードがキャッシング機能を利用できるわけではありません。
クレジットカードの申込みを行う際に、キャッシング機能をつけるかつけないかを選択することができます。
また、キャッシング機能をつける際に、キャッシング枠の限度額を、ショッピング機能の限度額と別に設定するんです。
1つのカードで両方の機能を利用することができますが、全く別の機能と考えて良いでしょう。
クレジットカードとキャッシュカードが一体化とは
最近では、クレジットカードと、キャッシングカードが一体化したクレジットカードがあります。
キャッシュカードとは、自分の口座から現金を引き出すものなので、後日他に請求されるようなことはありません。
銀行が発行しているクレジットカードは、このキャッシングカードと一体化したカードを作ることができます。
財布の中にクレジットカードとキャッシングカードの2枚を入れなくて良いのは、コンパクトで楽になりますね。
暗証番号は別々
キャッシュカードと一体化したカードは、暗証番号まで一緒にはなりません。
別々の暗証番号を設定しなくてはいけないのです。
また、再発行しなくてはいけなくなった場合、これも別々に申請する必要があるんです。
本当に別々のカードが一体化したと考えて良いでしょう。
クレジットカードと一体化できる機能
1枚のクレジットカードで追加することができる機能について紹介します。
- suica・PASMO
- 電子マネー(Edy・iDなど)
- Tポイントカード
- 学生証
全てのカードに追加することはできませんが、このような機能をクレジットカードと一体化させることができます。
普段から頻繁に利用する機能を追加して、財布をコンパクトにしてみてはいかがでしょうか。
スマホで支払い
前から、モバイルで支払いをすることはできましたが、今では、これらのクレジットカードや電子カードを全てスマホ1つで利用することができるんです。
財布を持って出かけなくても、スマホでなんでも支払いができる時代になったんです。
クレジットカードの付加機能
クレジットカードは、支払いやキャッシングをするだけでなく、そのカードを持っていると付帯されている特典を利用できる機能もあるんです。
以下に、主な付加機能を紹介します。
- 提携店舗の割引・優待
- 国内外旅行傷害保険
- 空港ラウンジの利用
- 紛失時の保証
- コンシェルジュサービス(予約などの代行)
以上が主な機能です。
カードのランクが上がるにつれてサービスの質が良くなることが特徴です。
サブカードでメインカードの機能を補填しよう
クレジットカードに追加出来る機能は、各カードによって異なります。
そのため、1つのカードでは、補えない機能もあるんです。
そこで、普段使うカードとは別に、サブカードを作って足りない機能を補うことをオススメします!
例えば、ショッピング機能・キャッシング機能・電子マネーの機能が一体化したカードと、空港ラウンジや保険が充実したカードを持っていれば、何不自由なくカードを使いこなせるはずです!