ワンタイムパスワードというものを聞いたことはありますか?実はセキュリティーが非常に高いので通販サイトを利用するときは非常におすすめです。今回はワンタイムパスワードの特徴・使い方・メリット・デメリットを紹介していきます。
目次
ワンタイムパスワードとは
まさかお使いのクレジットカードが不正利用されるなんてと驚いた経験のある方、もしかしたら不正利用されているかもしれないと不安に思ったことはありませんか?
クレジットカードを使ううえで気をつける点として挙げられるのが第一にセキュリティーです。そんなクレジットカードを安全に扱うためにワンタイムパスワードをご存知でしょうか?
ワンタイムパスワードは通常のクレジットカードで登録してあるパスワードを利用するより安全にクレジットカードを運用できます。
ワンタイムパスワードのメリット
なぜ1回しか使えないパスワードが必要なのか疑問に思うでしょう。実は1回しか利用できないためセキュリティーが非常に高いです。
セキュリティーが高い
何度も使える番号を相手に教えるのは怖いですが、1回しか使えないのでバレて大丈夫です。何度も何度も口座からお金が抜かれることは絶対にありません。
パスワードを覚えなくて大丈夫
クレジットカードのパスワードを忘れてしまった経験ありますか?クレジットカードのパスワードを忘れてしまうと少し面倒になります。
初めにクレジットカード会社に電話をしてパスワードを忘れたと伝えます。その後にクレジットカード会社から暗証番号通知書を送ってもうら以外に確認方法がありません。その間は一切クレジットカードが利用できずパスワードが入った暗号通知書が来るまで辛抱する必要があります。
しかし、ワンタイムパスワードではこのようなことはありません。ワンタイムパスワードは使用するたびにパスワードが変更されていくのでパスワードをそもそも覚える必要がなく、パスワードを忘れてしまったからカードが使えないということにはなりません。
ワンタイムパスワードのデメリット
ワンタイムパスワードはここまでの記事を見ると気軽で便利に感じますが、デメリットとしてワンタイムパスワードは時間制限が設けられていることです。時間制限は60秒なので、その間に入力しないと新しくパスワードを変更されてしまいます。時間を気にせずぼーっとしていると次のパスワードに変わっていたなんてこともありえます。もし、ワンタイムカードを使うのであれば、パスワードは時間制限以内に打つようにしましょう。
ワンタイムパスワードの利用方法
それでは、ワンタイムパスワードはセキュリティーが高く、パスワードも覚える必要がないのは理解いただけたでしょうか。特にネットでクレジットカードを利用するときは安心ですが、ワンタイムパスワードはどうやって確認するのでしょう?どう使えばいいのでしょう?ワンタイムパスワードを利用するには3通りの方法があります。
スマホを利用
スマホのアプリにはワンタイムパスワードを利用するアプリがあるので、それを使ってワンタイムパスワードを確認できます。
また、ネット通販などしたとき、アプリで手軽にワンタイムパスワードを確認して打ち込むことが出来るので非常に便利です。
ただし、スマホアプリを使うときはロックをかけること、アプリをインストールしないと利用することができないようにしておくことの2つは注意が必要です。特にスマホのロックはクレジットカードのみならず個人情報も含んでいるので使用するときは気をつけましょう。
トークンを使用する
なかにはスマホを持っていない人もいるでしょう。そんな人のためにカード会社はワンタイムパスワードを表示するトークンを使えばワンタイムパスワードが利用可能となります。しかし、トークンの提供は全ての会社では行われていないので、利用できるかはじめのうちにクレジットカード会社から確認をとりましょう。
メールを受信
ワンタイムパスワードを受ける取るためにはメールアドレスを登録して送信してもらうこともできます。スマホを持ってないうえにトークンに対応していないクレジットカード会社に適用することができますが、あまりおすすめできません。まず、メールはセキュリティーが低いので情報を抜き取られる危険性は十分にあります。また、迷惑メールフォルダーに入っていてワンタイムパスワードが見つからないなんてことになりかねません。
可能であればスマホのアプリでワンタイムパスワードを確認できることに越したことはありません。
ワンタイムパスワードでも悪用される危険
たとえワンタイムパスワードを使ったクレジットカードを使っていても100%安全と言いきれません。クレジットカードの情報を守るためにいくつか気をつける点があります。
セキュリティーコードは秘密
クレジットカードのセキュリティーコードが知られるとワンタイムパスワードを使わずセキュリティーコードのみで不正利用することができます。特にセキュリティーコードはクレジットカード本体に書かれているので貸したりすることで知られてしまいます。不正利用されないためにクレジットカードの貸し借りはやめましょう。
PCウイルス対策
人によってはクレジットカード情報をパソコンに保存しているかもしれませんが、ウイルスに感染するとクレジットカードの情報が抜き取られる心配があります。ウイルス対策ソフトを入れてしっかり対策しましょう。