あなたはクレジットカードを何枚使いこなせていますか？
機能やブランドが異なる複数枚のカードを使いこなすことで、各カードのいいとこ取りをすることができます。ただ、闇雲にカードを発行して持ちすぎてしまうのは禁物です。
そこで今回は、複数枚のカードを使いこなす方法と、適正枚数について紹介します！
クレジットカードについてまだ知識がない方や、枚数について悩んでいる人は、この記事を読んで参考にしてください！
クレジットカードの適正枚数は2~3枚
クレジットカードは、カードごとに付帯している優待サービスが異なり、ブランドによって利用できる店舗が決まります。
このカードにはないサービスを、他のカードで補うなど、複数枚のカードを使いこなすことで利用できるサービスの機能が広がるのです。
そこで、クレジットカードは2～3枚持っておくのががおすすめです。選び方は、それぞれ異なるサービスが付帯しているカードを選び、できればブランドは異なるものを選びましょう。
2~3枚のカードを使いこなせれば、補えないサービスはないはずです！
カードを複数枚持つメリット
カードを複数枚持つメリットはいくつかあります。
- 利用上限額が増える
- 状況に合わせたポイント付与
- 保険・保証の合算
- 付帯サービスの強化
- 利用可能店舗が増える
利用上限額が増える
クレジットカード申し込み時に、利用限度額が設定されます。
1枚の利用限度額を上げることも可能なのですが、そのためにはもう一度審査をする必要があります。
しかし、カードを複数枚持つことで、それぞれ10万円の限度額であっても、2枚合わせれば20万円分カードを利用できるようになるんです。
限度額を引き上げるための審査よりは簡単なのです。
ただ、1つの決算で複数枚のカードを利用することはできないので、高額商品を購入する際は、限度額の引き上げをする必要があります。
状況に合わせたポイント付与
ポイントアップ店や買物をする状況などによって、カードを使いこなせれば、より高還元率で買物をすることが可能です。
例えば、楽天ショッピングでは楽天カードを、ヤフーショッピングではYahoo!JAPANカードを利用すれば、よりお得に買物をすることができます。
また、ライフカードでは、誕生月に還元率が5倍になるキャンペーンなどがあるので、カードを使う時期によって変えるのもいいですね。
保険・保証の合算
クレジットカードを持っているだけで、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険などが付帯されるカードがあります。
複数枚のカードにこの保険が付帯している場合、海外旅行傷害保険を組み合わせることができるんです！
一般カードの保険では充分な保険を適応されることができなくても、何枚かを組み合わせればゴールドカードなどランクの高いカードの保険と同等の保険を適応させることができるんです！
付帯サービスの強化
カードによって、付帯しているサービスが異なります。
しかし、付帯しているサービスが異なるカードを組み合わせて、足りないサービスを補い合うことができます！
航空ラウンジやコンシェルジュサービスが利用できるカードと、優待を受けれる提携店が多いカードの組み合わせなどがオススメです！
1枚のカードでは補えないサービスでも、複数枚のカードを持っていれば、利用できる範囲が広がるんです。
利用可能店舗が増える
クレジットカードが利用できるかできないかは、カードのブランドによって決まります。
VISA、マスター、JCB、アメックス、ダイナースなど、国際ブランドはいくつかあり、各お店がどこのブランドと提携しているのかで決まるんです。
今日はカード払いにしようと思って現金を持っていなかった場合、お会計のときに「このブランドは使えません。」なんて言われたら焦りますよね。
2つの違ったブランドを持っていれば、クレジットカードが使える大抵のお店で使えないなんてことはありません！
複数枚カードを持つときは、ブランドが違ったカードを持つようにしましょう！
カードを複数枚持つデメリット
ここまでメリットについて紹介してきましたが、複数枚持つことで生じるデメリットもあります。
主なデメリットを以下にまとめます。
- 管理が大変になる
- 年会費が重む
- 限度額を増額しづらい
管理が大変になる
複数枚のカードを持つと、管理が大変になります。
それぞれ使いこなすことができれば別ですが、そうでないとポイントが分散してしまったり、どのカードを使えばいいのかわからなくなってしまいます。
最悪の場合は、管理することができず、紛失してしまうなんてケースもあるのです。
このようなことがないようにするためにも、自分の管理できる枚数のカードを持つようにしましょう！
年会費が重む
年会費がかかるカードを複数枚持っていると、年会費だけでも相当な額になってしまいます。
オススメは、年会費がかかるカードは、1枚にしておき、あとは一般カードなど年会費無料のカードを使いこなすことです！
限度額を増額しづらい
カードの発行や限度額増額には、審査が行われます。
申込者の返済能力があるかどうかを判断されるのです。
クレジットカードを複数枚持っていると、この審査に不利になってしまう可能性があります。
しかし、あくまで返済能力があるかどうかを判断される材料として参考にされるだけで、何枚持っているから審査に通らないなんてことはありません。
実際10枚程度カードを持っている人もいますが、カード利用状況から他のカードを利用していないと判断されれば、新しく発行することができます。
しかし、限度額の増加は、発行よりも審査が厳しいため、カード枚数も大きな判断材料になってしまうので注意してください！
複数のカードを申し込むコツ
複数のカードを申し込むときは、同時に申込みを行わないようにしましょう！
一度に複数のカードを申し込むと、審査側がカードを何のために使うのか疑われ、審査に落ちてしまう可能性があるんです。
悪用する気がなくても、カードの発行は1枚づつするようにしましょう！