毎月支払い金額が一定で使いこなせば便利なリボ払い。リボ払いはたくさんものを買う人にとってとってもありがたい支払い方法ですよね！
しかし、リボ払いをしっかり理解しないと、思わぬ落とし穴にハマってしまうなんてこともあるんです…
リボ払いを使いこなして、支払いサイクルを余裕のあるものにするにはどうすればいいのか？
この記事ではリボ払いの細かい仕組みや注意点などを徹底的に紹介していきます！クレジットカードの知識がまだ浅い方はぜひご覧ください！
目次
リボ払い仕組みについて
リボ払いはクレジットカードを既に持っている方なら当然聞いたことがあるでしょう。テレビCMでもリボ払いを促す宣伝が流れていたりしますよね。
ですが、リボ払いの仕組みについてをよく知らない方も多いはず。よくある間違いは、リボ払いと分割払いは一緒だと考えている方…全く違います。
リボ払いは予め設定した金額を、月の利用額に関係なく支払う方法です。一方分割払いは支払う商品によって分割回数を決めて、その分割分だけ支払う方法です。
リボ払いは利用額に関係なく一定の金額を支払う、分割払いは使えば使うほど月の支払いが多くなると覚えておきましょう！
また、リボ払いは大きく2つの型に分かれます。それは、「定額型」と「残高スライド型」です。
この2つの型について詳しく説明していきます。
①定額型
定額型とは、予め固定の返済額を決定したうえで計画的な支払いをするという方法です。支払いの残高が増えてしまったとしても、毎月当たりの元本返済額は変わりませんが、支払いの期間が延長されてしまうことで、その期間中の手数料がかかってしまいます。
②残高スライド型
残高スライド型とは、予め決まった支払いの残高のランクに応じて、毎月当たりの支払額が増減していくという方法です。なお、その支払額には手数料も含まれております。
リボ払いの返済はいつ終わるの？
リボ払いの返済方法についてイメージがつきやすいように、簡単に返済のシミュレーションをしていきます！
リボ残高が30万円（年利18%）の場合
◆定額型→毎月3万円ずつ返済する場合◆
初月から3万円ずつ10回にわたって支払いを進める→その都度手数料が発生（合計24750円）→支払い総額324750円
◆残高スライド型→10万円以下の支払額が1万円、10万円を超した場合、10万円ごとに1万円加算する場合◆
初月から4回目の支払いまでは3万円、5回目から8回目までの支払いは2万円、18回目までの計18回の支払いを進める→その都度手数料が発生（合計32550円）→支払い総額332550円
それぞれ1回あたりの支払いは少額となりますが、手数料が膨れ上がってしまうため、少額ずつ返済せず、なるべく早期に返済するということが肝となりますね。
リボ払いの使い方は？
リボ払いはカード発行時にあらかじめ設定しておけば、自動的にリボ払いで引き落としが行われます。
なかにはACマスターカードなど、リボ払い専用のクレジットカードもあります。
また、通常カードで一括払いで購入した商品を、後々リボ払いに変更するあとからリボという方法でリボ払いする方法もあります！
金利などは各クレジットカードによって異なるので、一度確認してみましょう。
リボ払いのメリット
お金がなくても欲しいものが買える
例えば、口座に数万円しかお金が無いあなたが、服屋でのショッピング中に偶然的に、以前から欲しかった何10万とする高級な洋服を見つけたとしましょう。
ですが残念ながらあなたには一括で何10万も支払える余裕がありません。こんなときに活躍するのがリボ払いです！
この方法で支払えば、数か月にわたって支払いやすい額で支払えるため、その高級な洋服を買うことができます！この仕組みは若者でも活用するという方が多いです。
毎月のお金の予定が立てやすい
毎月ご自分が支払う額がある程度決まっているため、計画的に支払いが進められます。先々の支払いの仕組みの見通しがつくため、自己破産のリスクを抑えることできます。
リボ払いのリスクは支払い額が増大すること
ここまでは良い面を中心にみていきましたが、そこにはデメリットもあります。それは、支払い額の増大です。
先ほどのシミュレーションの紹介をした箇所で、手数料が膨れ上がるという記述がありましたね。基本的にクレジットカード会社の金利は年15%前後と大変高いです！
また、返済が長くなってしまうとこの手数料がかさんでしまうため、一層の注意を払わなければなりませんね。
リボ払いをお得に使う方法はコレだ！
毎月一定額返済する
当たり前のことですが、まずは一定額支払うことを念頭に置きましょう。また、額を一定にすることで支払いのペースを構築しやすくなります。
余裕があったら繰り上げ返済
例えばアルバイト方の場合、時には1月当たりで多くシフトに入ることができ。金銭的にも余裕の出てくる時もあるでしょう。そんなときは少しでも多く支払って、繰り上げ返済するのが賢い方法でしょう。そうすることで、支払回数が減るため、手数料も無駄に支払う必要もなくなります。
カードによってはお得なサービス
お使いのカードによっては、年会費無料やポイント何倍といったシステムもあります。そうした仕組みも有効活用しつつ支払を進めていくと、低負担での返済が可能となります。
リボ払いを計画的に使ってお得な生活を
大学生になってクレジットカードを新たに所有して、仕組みを把握しないままとりあえずリボ払いを試そうという方、仕組みを理解したうえで高給なものを買おうと、もう1枚クレジットカードを所有して試そうという人と、リボ払いでの支払いをする方の理由は様々です。
しかし、この支払法にはメリットもありますが、デメリットも大きいものとなっています。仕組みを完全に理解したうえで賢く使いこなして、有意義な生活を送ってください！