在籍確認という言葉は聞き慣れない方もいるのではないでしょうか。カードローンを申し込む場合は必ずおこなわれる在籍確認ですが、クレジットカードでも稀に在籍確認がある場合もあるのです。
本当に申し込み者が申請先の職場に勤めているのか、他に嘘をついていないか。
そこでこの記事では在籍確認はどのようなものなのか、また在籍確認はクレジットカードでもおこなわれるのかなどを徹底的に紹介してきます!
クレジットカードの在籍確認とは?
まずそもそもクレジットカードにおける在籍確認とはどういうものなのか?
簡単に説明すると、クレジットカードの申込者が本当に申請先の会社で働いているのかを確認するためにおこなわれているのです。
しかし消費者金融などのカードローンでは確実に在籍確認はおこなわれるのですが、クレジットカードでは稀です。ただ、在籍確認があるかどうかの基準は公開されておらず、突然電話がかかってくる場合もあるのです。
また、在籍確認必須のクレジットカードもなかにはあるので、あらかじめ把握しておきましょう。
未成年者は親の同意が必要
在籍確認ではないのですが、未成年者がクレジットカードを申し込んだ場合、親の同意を得るために電話がかかってくることがあります。
主に電話の内容は「未成年の子どもが○○カードの申し込みをいたしましたが、所有することを許可しますか?」といったものです。
したがって、未成年者の方がクレジットカードを所有する場合は一度親御さんに話を通しておくとスムーズに進むと思います。
クレジットカードの在籍確認で聞かれること
在籍確認は突然非通知で会社に電話がかかってきます。でも自分がその在籍確認の電話にでれるかどうかなんてわからないですよね。
もしかしたらクレジットカードに申し込んだことを会社の人にバレたくない可能性もありますよね。
けどそんな心配はしなくて大丈夫です!在籍確認は会社名ではなく、担当者自身の名前で電話をかけてくるので、周りの人からするとそれが在籍確認の電話かどうかはわからなくなっているのです!
例えば、○○カード会社「●●(電話をかけている本人の名前)っと申します。●●部の●●様は今おられるでしょうか」
などの質問がなされます。ここでは「カード会社の名前」、「クレジットカード」、「在籍確認」という言葉は使わずに電話対応をしてくれるんですね。
また、万が一本人が外出していたとしても、「●●は今外出中です」などといった電話を確認できれば在籍確認は終了となります。
万が一在籍確認ができなかったら
万が一電話に出られなかった場合、カード会社から申込者に直接連絡がいき再度在籍確認をおこなう場合があります。
しかし「会社に電話をかけてほしくない」や「用事があるから自分の携帯電話にかけてくれ」は通用しないようです。これでは在籍確認にならないので、カード会社も受け入れてくれません。
カード会社はトラブルを起こしたいがために電話をするのではなく、純粋に本人の在籍確認として行っているので「在籍確認」であると悟られるような情報を出すことはさけてくれます。
在籍確認が行われるタイミング
次にどういったケースでクレジットカードにおける在籍確認が行われやすいのかについて説明していきたいと思います。特徴は以下の6つです。
- 転職した場合
- 信用機関に申込者の情報(クレヒス)がない場合
- 未成年者の場合(親の同意)
- 消費者金融などから借り入れをしている場合
- 支払いの遅延や延滞といった事故情報がある場合
- 申込者の勤続年数が半年未満の場合
以上の6つが主にあげられます。これからクレジットカードを申し込もうという方で1つでも当てはまるものがあれば、在籍確認はある可能性があります。
在籍確認が行われるクレジットカード
ACマスターカード
消費者金融の「アコム」として有名な会社から発行するACマスターカードです。ACマスターカードは個人の情報に加えて、勤務先の情報も多数提示しなければなりません。
そしてその提示された情報が正しいかどうか確認するために在籍確認が行われます。
クレジットカードの中でも珍しい、在籍確認が必ずあるクレジットカードです。
楽天カード
楽天カードの申込みはほとんど在籍確認がおこなわれないのですが、稀に在籍確認がおこなわれることがあります。
例えばクレヒスに傷がついていたり、その他信用情報に関わる理由がある場合は在籍確認があります。
ただ、稀なのであまり気にしなくていいでしょう。
三井住友VISAカード
こちらも使ってる方が多いと思いますが、在籍確認はほとんどないようです。審査の厳しさと在籍確認は比較的関係性はなく、あるとしても先の楽天カードと同様に信用情報に傷がある場合や未成年者の場合だと思います。
ちなみに最近は自宅でも在籍確認ができるみたいで、固定電話があるとそれだけで在籍確認の代わりになるみたいです。